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トキワバイカツツジ

Rhododendron uwaense H.Hara et T.Yamanaka 【 ツツジ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
トキワバイカツツジ 画像
種の特徴 渓谷沿いの林内あるいは林縁に生育する常緑低木。若い枝は紫色を帯び、密生した短毛の中に少し長い腺毛をまばらにつける。花期は4月下旬から5月上旬で、淡紅紫色の花冠には上側内面に濃色の斑点がある。蒴果は楕円形で、腺毛が生えている。
分 布 県内:宇和島市。 県外:−
生息状況
選定理由
本県の固有種で、生育地が1ヶ所であるとともに、分布がきわめて限定されている。本種は園芸的な価値があるため、盗掘、採取による個体数の激減、それに加えて遷移進行による光条件の悪化や自然災害による生育環境の悪化が懸念される。
特記事項 本種は原寛、山中二男(1984)が植物研究雑誌59に新種記載したものである。「愛媛県野生動植物の多様性の保全に関する条例」により特定希少野生動植物に指定され、採取等が厳重に禁止されている。
地方名 ---
撮影者:松井宏光執筆者: ---
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