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ヒメカノコ

Clithon oualaniensis【 アマオブネ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ヒメカノコ画像
種の特徴 殻高1㎝、殻径0.8㎝のやや縦に長い球形の巻貝。殻表は平滑で光沢が有る。黄緑色の地に、黒く細かい縦縞や小さな三角形の模様がある。蓋は石灰質で半月形、表面は黒っぽく、内面には鉤状の突起がある。河口域の砂泥上に生息する。
分 布 県内:宇和島以南。 県外:本州(房総半島以南)、四国、九州、沖縄;インド、太平洋。
生息状況
選定理由
前回のレッドデータブックでは、1997年まで生息が確認されていた御荘湾で、生貝を確認できなくなり、またそのわずかな生息地も護岸工事で荒らされたことから、絶滅と判断した。しかし2004年あたりから御庄湾で復活し、現在その分布域を宇和島まで広げている。復活の原因としては、南方から幼生が多量に漂着し、定着したものと思われる。しかし幼生の多量漂着の要因は不明である。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:石川 裕執筆者: 石川 裕
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