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ツムガタギセル

Pinguiphaedusa pinguis platydera【 キセルガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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ツムガタギセル画像
種の特徴 殻色は淡褐色の貝で、殻高27㎜、殻径5.5㎜、約11層、キセルガイ科貝類では大形の部類に属する。殻頂部は鋭くとがっている。殻口右側面内壁に外側から見て逆J状をした月状襞がある。カシなど広葉樹の樹幹に這い登り生息している。
分 布 県内:四国中央市。 県外:本州、淡路島、四国東部。
生息状況
選定理由
四国では里山と言われている低山の森や神社の社叢に生息している。本県では1カ所で生息を確認したが、最近では生貝を確認できない。社叢が改変したことや、酸性雨などの影響も否めない。
特記事項 愛媛県の分布は本種の西限にあたる。和名は殻頂部が糸を紡ぎ巻きとる時、中央部が円柱状、両端がしだいに細くなる形態に由来する。
地方名 ---
撮影者:石川 裕執筆者: 多田 昭
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