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ウラナミアカシジミ

Japonica saepestriata saepestriata (Hewitson) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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ウラナミアカシジミ 画像
種の特徴 前翅長16〜23㎜。翅表は全体に橙色。翅裏は黄橙色の地色に細かい黒色条が規則的に並ぶ。年1化。成虫は5月下旬〜7月下旬にかけて見られ、低山地での最盛期は6月上中旬。♂は夕暮れ時に樹上を活発に飛翔する。越冬態は卵。食樹はブナ科のクヌギ、コナラ、アベマキなどで、特にクヌギを好む。産卵部位は、休眠芽基部から主幹部まで広範囲に及ぶ。幼虫は葉をつづり、その中にひそむ。
分 布 県内:新居浜市、西条市、今治市、松山市、久万高原町、内子町、大洲市、西予市、宇和島市、鬼北町、松野町。 県外:北海道、本州、四国;朝鮮半島、中国大陸、ロシア南東部。
生息状況
選定理由
中予、南予を中心に点々と生息地が知られていたが、最近では南予地域の一部で記録が見られるのみとなっている。本種は、樹齢の若いクヌギ林を好む傾向が強く、クヌギ林の伐採や放置により、生息環境の悪化が進んでいると考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:有田忠弘 執筆者: 窪田聖一
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