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ハッチョウトンボ

Nannophya pygmaca Rambur【 トンボ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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ハッチョウトンボ画像
種の特徴 腹長♂10.60〜11.10㎜、♀10.00〜10.75㎜、後翅長♂13.20〜14.20㎜、♀13.70〜14.85㎜。日本最小のトンボ。体色は未熟なうちは♂♀とも薄いオレンジ色をしているが、成熟すると♂は顔面、胸部、腹部全体が赤くなる。♀は成熟すると黄色地に黒条を持ち、腹部背面には褐色の斑紋を持つ。翅の基部は♂♀ともに広く橙色。4月下旬から9月初旬に出現し、丘陵地のミミカキグサ、モウセンゴケなどが繁茂する湿地に生息する。水質は弱酸性、水深はごく浅く泥が堆積し、わずかな流れがある湿地を好む。
分 布 県内:西条市、今治市、西予市。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、台湾島、中国大陸、東南アジア、オセアニア。
生息状況
選定理由
県内の産地は、西条市の1ヶ所だけとなった。この生息地は保護区に指定され、地元の方々が中心となって保全活動が行われている。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:久松定智 執筆者: 久松定智、武智礼央
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