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トノサマガエル

Pelophylax nigromaculatus (Hallowell, 1861) 【 アカガエル科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
トノサマガエル画像
種の特徴 体長40〜95㎜で雌の方が大きい。後肢は長く、みずかきは発達する。成熟した雌雄で背面の体色が異なり、雄は金緑色で、雌は茶褐色。腹面は白色。背中線は幼生の段階で現れる。卵塊は押しつぶした球形。水田や周辺の草地、河原などで生活する。春から初夏に水田や湿地などの浅い止水で繁殖し、雄はグルルル・・・と鳴く。一腹卵数は1800〜3000個。幼生は初夏に変態、上陸する。クモ、昆虫、ミミズなどの他に、カエルをも捕食することがある。
分 布 県内:県内一帯(大三島、伯方島を含む)。 県外:北海道(移入)、本州(仙台から関東を除く)、四国、九州、淡路島、天草、種子島;中国大陸。
生息状況
選定理由
かつては重信川沿いや松山市街など、県内一帯の水田地帯に広く生息していたが、近年確認されているのは8市町の限られた地域に過ぎない。水田や畦の減少、農薬の散布などによって著しく減少している。
特記事項 ---
地方名 とのさま
撮影者:田邊真吾 執筆者: 田邊真吾
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