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ウチヤマセンニュウ

Locustella pleskei 【 センニュウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
ウチヤマセンニュウ 画像
種の特徴 全長17㎝。雌雄同色。体は全体的に灰褐色で、淡い眉斑がある。近縁のシマセンニュウよりも体が少し大きく、嘴や尾が長め。島しょ部の林で繁殖する。「チリリリチュイチュイチュイ」とさえずる。
分 布 県内:小安居島。 県外:本州・四国・九州の島しょ部で繁殖。国外では朝鮮半島やロシア沿海地方南端の島しょ部で繁殖、中国大陸南東部で越冬。
生息状況
選定理由
県内では小安居島のみで生息が確認されており、夏鳥として渡来する。似た環境の無人島が周囲に見られるにも関わらず、他の生息地は見つかっていない。瀬戸内海で現在、繁殖が確認されている島はここだけとされる。愛南町の無人島で繁殖終期にさえずりが聞かれているが、生息状況は不明。繁殖地への執着性が高いといわれており、生息地の保全が非常に重要である。近年になって生息が確認されたため、個体数が減少しているかどうか不明。生息地へのネズミ類などの侵入が脅威となる。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:小川次郎 執筆者: ---
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