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終了している試験概要

ページID:0004436 更新日:2020年3月10日 印刷ページ表示

終了課題

安全安心志向鶏卵肉生産技術確立試験(平成17年~平成19年:終了)

家畜飼料への抗菌性物質の添加が見直されようとしています。さらに、消費者ニーズは抗菌性物質の制限等、安全・安心志向が一層高まる傾向にあります。

そこで、整腸作用としての下痢、便秘等の予防と治療、及び生体制御機能の維持・亢進を目的に、プロバイオテクス(生菌剤)等を利用した鶏卵肉の生産方法について検討し、抗菌性物質に頼らない鶏卵肉生産技術を開発します。

産卵制御技術確立試験(平成16年~平成19年:終了)

高病原性鳥インフルエンザやニューカッスル病など伝染性疾病の発生に伴って、近隣の移動制限区域内の農家では、平時以上に経費と労力が費やされる恐れがあります。

そこで、農家の経済的負担の軽減と精神的、肉体的負担の軽減を図るため、「鶏に卵を産ませない技術」の早期確立が望まれています。各産卵ステージにある産卵鶏に、産卵に必要な栄養を与えず、維持のための栄養のみを給与して鶏体の維持を図り、制限解除後は産卵に必要な栄養を給与して、産卵を再開させる産卵制限技術の検討とこの技術の産卵性に及ぼす影響について検討します。

機能性物質飼料化技術開発試験(平成15年~平成17年:終了)

食品リサイクル法の施行により、食品加工残渣の利用が義務づけられましたが、実際にはほとんど利用されていない現状にあります。これらの食品加工残渣の中にはヒトの健康に有用とされる機能性成分が残っている可能性があります。

そこで、それらの有効成分の鶏卵生産への活用技術を開発し、資源の再利用による「資源循環型養鶏」の確立と、機能性成分による付加価値の高い鶏卵の有利販売による養鶏経営の安定化を図ります。

鶏卵の商品価値向上技術開発試験(平成14年~平成16年:終了)

鶏卵の品質は、採卵鶏の加齢に伴って低下します。特に、赤玉は卵殻の色が著しく薄くなり、消費者の購買意欲が低下することから流通業者に敬遠されるようになります。また、産卵後期には卵が大きくなりすぎて、LLサイズ以上の規格外卵の発生率が高くなり収益が低下する要因の一つとなっています。

そこで、卵殻の色落ち防止技術及び卵重抑制技術を開発して農家経営の安定化を図ります。

放飼養鶏技術開発試験(平成13年~平成16年:終了)

多様化する鶏卵の消費者ニーズによって注目されている放飼養鶏は、中山間地域での複合経営の一作物としての位置付けが期待されています。しかし、各々が独自の技術によって営む事例が多く、斉一化された鶏卵を安定的に生産することは難しく、経営的に伸び悩み、普及を阻害している現状にあります。

また、放飼養鶏の卵は、大規模養鶏と異なりGP(洗選卵)センターを経由することなく出荷されるため、細菌汚染が免れず、安全性にやや問題があります。そこで、安全性の追求と合わせた飼養技術を開発することで、放飼養鶏の普及拡大を図ります。

ブロイラー生産性向上試験(平成12年~平成16年:終了)

ブロイラーは、より早く、より多く、より安くを目標に改良・生産されてきました。その結果、過密飼育によるストレスから疾病や増体不良などが問題となり、生産性の低下を招いています。そこで、これらの改善を目的として、カルシウム吸収促進剤と生理活性物質(オリゴ糖)が発育に及ぼす影響について検討します。

ダチョウの飼養技術開発試験(平成12年~平成16年:終了)

ダチョウの育成

ダチョウは、厳寒や酷暑などの過酷な環境条件に対する適応性が高く、肉は美味で脂肪が極めて少なく低カロリーであり、かつ高タンパク質で鉄分豊富なことから、ヘルシー食品として注目されています。

また、脂肪は医療や美容分野で新しい用途が開発されるとともに、羽根や皮革の品質が優れており、これらの利用など付加価値の高いベンチャー農業的な畜産部門として注目されています。

しかし、日本での飼養経験が少ないことから、孵卵方法や雛の育成方法についての技術に乏しく、肥育についても試行錯誤しているところです。

そこで、ダチョウの人工孵化、雛の育成、肥育及び種禽の飼養技術を開発し、新しい畜産部門として普及育成を図ります。

採卵鶏優良系統抽出組合せ試験(平成8年~平成16年:終了)

実用鶏の作出とその普及を図るため、当場で保有しているロードアイランドレッド種(愛媛鶏試系)と白色レグホーン種(農林系11、76、77系統)を交配して作出した二元交雑鶏に、ロードアイランドレッド種を戻し交配した交雑鶏について性能調査し、斉一性のある赤玉コマーシャル鶏を作出しています。

銘柄比較試験(平成5年~平成19年:終了)

愛媛県内ではいろいろな種類の採卵鶏が飼育されていますが、その特性を把握し十分にその能力を引き出しているとはいえません。鶏種の選定は、養鶏経営を大きく左右する事項ですので、その特性を調査し、農家に提供しています。

凍結精液実用化試験(昭和61年~平成15年:終了)

遺伝資源の保存が育種上重要性を増してきており、鶏においても精液の凍結保存が有効な方法として着目され凍結方法や凍結保護剤について検討されています。

その中で、凍結保護剤としてN-アセチルアミドを使ったダイレクト法は、作業は簡便ですが、受精率がやや不安定です。そこで、受精率の向上を図るため精液注入量及び授精回数について検討しています。

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