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平成26年度知事賞入賞作品第4部
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審査員講評
「和食」のよさを見直してほしいという黒山さんと藤岡さんの思いがよく伝わってくる作品です。上段には「和食」に対する外国人の意識を、下段には日本人の意識をそれぞれグラフで表し、見ている人が自然に比較し問題意識をもつよう工夫されています。
一筆一筆神経を集中し、小さな文字まで根気強くかいています。また、紺色の背景に、暖色系の色を多く用いてグラフを目立たせ、丼(どんぶり)から米のグラフだけを箸(はし)で取り上げて表すなど、細部にまでこだわっている作品です。二人の卓越した表現力に舌を巻きました。この作品を見た人は、「和食」のよさに改めて気づかされることと思います。