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令和3年度知事賞入賞作品審査員講評(パソコン統計グラフの部)
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審査員講評
新型コロナウイルス感染症の影響で、生活の中でマスク着用が必要となっています。マスクを着用する人の思いもそれぞれ、そこに興味を持って調査をしていますね。
作品は全体的に淡い落ち着いた色調で、見やすくまとめられています。
「自分がマスクを付けることをどう思うか」という質問の結果を、学年別と男女別にそれぞれ集計し、グラフにしています。一つの統計データを、目的や意図に応じて、視点を変えて捉え直す手法はとても良いと思います。
回答選択肢の「不快」と「安心」とが対義語になっていないことが気になりました。選択肢を吟味することで、作者の意図がより明確に伝わるようになります。
マスク着用を切り口に、新型コロナウイルス感染症への感染対策について、全校生徒に改めて考えてもらうのに効果的な作品です。