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令和元年度知事賞入賞作品第1部
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審査員講評
夏（なつ）休（やす）み中（ちゅう）の一週間（いっしゅうかん）、朝（あさ）と夕（ゆう）の一定（いってい）の時間帯（じかんたい）に交差点（こうさてん）に陣取（じんど）り、赤信号（あかしんごう）なのに交差点（こうさてん）に入（はい）ってくる車（くるま）の台数（だいすう）を、観察（かんさつ）・記（き）録（ろく）することができました。暑（あつ）い時期（じき）ですが、毎日（まいにち）続（つづ）けたのがすばらしい。濱中（はまなか）さんの、車（くるま）を運転（うんてん）する人（ひと）に対（たい）する「信号（しんごう）を守（まも）ってほしい、赤信号（あかしんごう）できちんと止（と）まってほしい、交通事故（こうつうじこ）を起（お）こさないでほしい」という切実（せつじつ）な思（おも）いが、よく伝（つた）わってきます。
車（くるま）の印（いん）を使（つか）って棒（ぼう）グラフに表（あらわ）すことで、曜日（ようび）と時間帯（じかんたい）による赤信号（あかしんごう）で交差点（こうさてん）に入（はい）った車（くるま）の数（かず）の違（ちが）いが一目（ひとめ）で分（わ）かるようなっていますね。
また、タイトルバックに信号（しんごう）の絵（え）を大（おお）きく入（い）れて、「赤（あか）」で入（はい）っちゃだめよということを強調（きょうちょう）するなど、伝（つた）えたいことが分（わ）かりやすい作品（さくひん）です。
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