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平成19年就業構造基本調査 非正規就業者
(1)非正規就業者割合の推移
男女とも上昇が続く非正規就業者の割合、女性の非正規就業者が5割以上となる
- 雇用者(役員を除く)に占める非正規就業者(「正規の職員・従業員」以外の雇用者(役員を除く))の割合は、32.9%(男性15.9%、女性53.0%)
- 平成9年に比べて、10.0ポイント上昇の高い伸び率(男性6.2ポイント上昇、女性13.0ポイント上昇)
- 若年層「35歳未満」で、12.4ポイント上昇の高い伸び率(男性8.6ポイント上昇、女性16.9ポイント上昇)
(2)正規・非正規間の就業異動
正規から非正規への異動割合は男性が上昇、女性は横ばい
- 前職が「正規の職員・従業員」だった者(5万6千人)から「正規の職員・従業員」に異動した者は3万6千人(63.7%)、「非正規就業者」に異動した者は2万人(36.1%)
- 平成14年と比べて、「正規の職員・従業員」から「非正規就業者」に異動した者は、5.2ポイント上昇、「非正規就業者」から「正規の職員・従業員」に異動した者は2.1ポイント上昇
- 「正規の職員・従業員」から「非正規就業者」に異動した者について男女別にみると、男性は30.3%、女性は47.7%
4 起業者(現在の事業を自ら起こした者)
起業者の8割以上が男性
- 有業者のうち、自営業主の起業者は5万3千人、会社などの役員の起業者は1万7千人
- 男女別にみると、男性は5万8千人、女性は1万2千人
有業者に占める割合は自営業主の起業者が7.4%、会社などの役員の起業者が2.4%
- 男女別にみると、男性は、14.5%(自営業主の起業者10.7%、会社などの役員の起業者3.9%)、女性は3.8%(自営業主の起業者3.2%、会社などの役員の起業者0.6%)
- 「75歳以上」が39.8%と最も高い