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2010(平成22)年工業統計 現金給与総額(従業者4人以上の事業所)
概要
平成22年中に支払われた現金給与総額は3,011億円で、前年に比べ102億円(前年比△3.3%)の減少となりました。
(1)現金給与総額(従業者4人以上の事業所)
産業別構成比でみると、「パルプ」が440億円で14.6%と最も高く、次いで「食料」が326億円で10.8%、「生産用機械」が312億円で10.4%、「電気機械」が261億円で8.7%、「化学」が241億円で8.0%となっており、この5産業で全体の52.5%を占めています。
次に、産業別に前年と比べると、増加した産業は、6産業、減少した産業は、16産業でした。
従業者規模別に1人当たり現金給与総額を比較すると、規模の大きい事業所ほど高くなっており、従業者300人以上の事業所では、4~9人の事業所の約2.5倍となっています。
(2)現金給与率(従業者30人以上の事業所)
従業者30人以上の事業所における現金給与率は7.1%でした。
産業別にみると、「業務用機械」、「電気機械」、「ゴム」などが高く、「非鉄金属」、「鉄鋼」、「輸送用機械」などが低くなっています。
(「家具」、「石油・石炭」、「情報通信機械」については事業所情報保護のため秘匿としています。)