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2009(平成21)年工業統計 現金給与総額(従業者4人以上の事業所)
概要
平成21年中に支払われた現金給与総額は3,113億円で、前年に比べ224億円(-6.7%)の減少となりました。
(1)現金給与総額(従業者4人以上の事業所)
産業別構成比でみると、「パルプ」が442億円で14.2%と最も高く、次いで「食料」が327億円で10.5%、「生産用機械」が318億円で10.2%、「化学」が275億円で8.8%、「繊維」が254億円で8.2%となっており、この5産業で全体の51.9%を占めています。
次に、産業別に前年と比べると、増加した産業は、2産業、減少した産業は、20産業でした。
従業者規模別に1人当たり現金給与総額を比較すると、規模の大きい事業所ほど高くなっており、従業者300人以上の事業所では、4~9人の事業所の約2.3倍となっています。
(2)現金給与率(従業者30人以上の事業所)
従業者30人以上の事業所における現金給与率は8.0%でした。
産業別にみると、「ゴム」、「印刷」、「電気機械」などが高く、「非鉄金属」、「輸送用機械」、「鉄鋼」などで低くなっています。