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2003(平成15)年工業統計　在庫投資（従業者30人以上の事業所）

ページID：0002827 更新日：2017年12月5日印刷ページ表示

概要

平成15年末の従業者30人以上の事業所における在庫額は3,473億円で、年初に比べ86億円増加（年初比＋2.6％）となりました。

在庫額の内訳をみると、製造品在庫額が1,004億円で18億円の減、半製品・仕掛品価額が1,651億円で81億円の増、原材料等在庫額が817億円で23億円の増となっています。

年末在庫額の産業別構成比をみると、「輸送機械」が693億円で20.0%と最も高く、次いで、「化学」が513億円で14.8%、「パルプ」が470億円で13.5%、「非鉄金属」が392億円で11.3%となっており、この4産業で全体の59.5%を占めています。

産業別に年初現在高と年末現在高を比較すると、

増加した産業は、
「輸送機械」56億円増（年初比+8.8%）
「パルプ」47億円増（年初比+11.0%）
「化学」35億円増（年初比+7.3%）
など10産業で、

減少した産業は、
「一般機械」53億円減（年初比-13.6%）
「情報通信機械」33億円減（年初比-42.1%）
「飲料・たばこ」9億円減（年初比-13.5%）
など11産業でした。

図10-1産業別年末在庫額構成比

製造品在庫率は平均で3.5%で、前年に比べ0.5ポイント低下しました。

産業別に比較すると、「輸送機械」、「情報通信機械」、「金属」などが低くなっており、逆に「衣服」、「窯業」、「繊維」などが高くなっています。

産業別に前年と比較すると、上昇した産業は「繊維」、「家具」など10産業で、減少した産業は「一般機械」、「プラスチック」など11産業でした。

（「精密機械」については、事業所情報保護のため秘匿としています。）

図10-2産業別製造品在庫率