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平成23年度学校保健統計調査の結果(要旨)
1 発育状態
(1)身長
- 男女ともに、ここ10年横ばい傾向。
- 全国平均と比較すると、男子は5歳を除く年齢層で、女子は全ての年齢層で下回る。
- 親の世代(30年前の昭和56年度の数値。以下同じ。)と比較すると、男子は11歳及び13歳で2.4cm、女子は11歳で2.3cm高い。
(2)体重
- 男女ともに、ここ10年は多くの年齢層で減少傾向。
- 全国平均と比較すると、男子は5歳、12歳及び13歳を除く年齢層で、女子は12歳及び16歳を除く年齢層で下回る。
- 親の世代と比較すると、男子は13歳で2.9kg、女子は11歳で2.4kg重い。
(3)座高
- 全国平均と比較すると、男子は全ての年齢層で、女子は12歳及び16歳を除く年齢層で下回る。
- 身長に占める足の長さ(身長から座高を引いたもの)の割合を親の世代と比較すると、男女とも、幼稚園と小学校の年齢層で親の世代より増加。
2 肥満傾向児の出現率
- 男子は12歳が11.96%、女子は12歳が10.21%で最も高い。
- 全国平均と比較すると、男子は中学校で、女子は中・高等学校で出現率が高い。
3 健康状態
(1)裸眼視力(1.0未満の者)
- 中学校では前年度より増加したが、小学校で減少。
- 全国平均と比較すると、小学校及び中学校で高い。
(2)むし歯
- 高等学校を除く学校種で、前年度より減少。
- 全国平均と比較すると、幼稚園及び小学校で高い。