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尻無川は、流域面積約8.90k平方メートル、幹川流路延長6.8kmの二級河川で、その源を新居浜市大永山に発し、支川深谷川を合わせ、新居浜市の中心部にある新居浜市役所の東側を北に流下し、新居浜市港町で燧灘の新居浜港に注いでいます。尻無川流域においては、これまで浸水被害がたびたび発生しており、洪水浸水被害の防止・軽減が求められています。
これらの状況を踏まえ、愛媛県では平成25年3月に「尻無川水系 河川整備計画」を策定し、計画的な河川整備に取り組んでいるところです。
尻無川では、洪水浸水被害の発生を防止するため昭和50年度から河川整備を進めており、これまでに河口~高木大橋付近までの区間の整備を概ね完了しています。しかしながら、上流の未整備区間において、平成16年9月の洪水などにより浸水被害がたびたび発生していることから、引き続き、高木大橋付近から上流1.0km区間の整備を進めています。
河川整備事業では、河道の掘削や拡幅、橋梁の架替え等により、必要な流下断面を確保することとしています。