南海トラフ地震に伴う地震・津波対策を追加した「愛媛県海岸保全基本計画」が今年9月に改訂されたことを受け、愛南土木事務所では、津波による被害が大きいと想定される御荘地区の3海岸(御荘港海岸、長崎海岸及び成碆(なるばえ)海岸)を対象として、県下で初めて津波対策についての検討委員会を設置し、検討を進めることとしております。
この度、第1回検討委員会を次のとおり開催しましたので、お知らせします。
名称
愛南町御荘地区沿岸津波対策検討委員会(第1回)
日時
平成27年11月2日(月曜日)13時~15時
場所
愛南町消防署大会議室(南宇和郡愛南町蓮乗寺473番地)
議事
- 検討対象海岸について
- 海岸保全施設の整備方針について
- 現地視察
- 住民の合意形成等に関する事項について
主な意見
- 整備手法として、海岸護岸嵩上げや水門のほかに、御荘湾入り口を防波堤で締め切る案を検討してはどうか。
- 真珠やカキ養殖など漁業への影響を最小限にしてほしい。
- 河川への津波遡上対策は、河川堤防嵩上げ案の方が、ゲリラ豪雨時にも対応できるため、水門案よりも有効ではないか。
- 住民の合意形成については、代表者会や住民意見交換会など、様々な手法を併用し、多くの意見を取り入れてほしい。

写真:検討委員会開催状況

写真:現場視察状況
配布資料
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)