カンピロバクターによる食中毒が全国的に多発しており、その多くは「生・半生・加熱不十分な鶏肉料理」に起因しています。
今治保健所管内でも、令和元年以降、令和2年、令和6年、令和7年に各1件発生しています。
カンピロバクターによる食中毒とは
出典:食品安全委員会ホームページ
特徴
ニワトリやウシなどの腸管内にいる細菌で、少量の菌数でも食中毒を引き起こします。
熱に弱く、鶏肉の中心部を75℃で1分以上加熱することで死滅します。
主な症状
カンピロバクターで汚染された食品を喫食後1~7日で発症し、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
まれに「ギラン・バレー症候群」という重度の神経障害を発症し、後遺症が残ることもあります。
一般消費者(住民)の皆様へ
ご家庭で鶏肉を調理する場合、以下の事項に注意してください。
(1) 肉の中心が白くなるまで十分加熱してください。
(2) サラダなど生で食べるものとは別に調理してください。
(3) 鶏肉を調理した器具は、洗剤で洗浄後、熱湯などで消毒してください。
また、外食される場合は、「鶏刺し」「鶏たたき」など加熱不十分な鶏肉料理を注文、喫食しないようにしましょう。
よく「新鮮な鶏肉なら生で食べても安全」という話を聞きますが、ニワトリから鶏肉に加工する段階でカンピロバクターに汚染されるため、新鮮かどうかに関わらず、安全性の保障はありません。
鶏肉料理を調理、提供される飲食店等の皆様へ
鶏肉は、ニワトリからと畜加工される段階で腸管内のカンピロバクターに汚染されており、これを死滅させるには、中心部を75℃で1分以上加熱するしか方法はありません。
「新鮮な鶏肉なら生で食べても安全」というのは大きな間違いであり、お客さんの安全安心のためにも、十分加熱した鶏肉料理を提供してください。
鶏肉を販売される皆様へ
鶏肉の販売にあたっては、「加熱調理用」であることが分かるよう、包装、伝票、ポップなどへ明確に表示するとともに、口頭でも生で食べないよう周知するなど、購入者へ確実に情報が伝わるようにしてください。
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