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伊方3号機 原子炉補助建屋における消火設備の動作について(セメント固化装置混練機の不具合)(第2報)
異常の区分
国への法律に基づく報告対象事象 |
無 |
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県の公表区分 |
B |
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外部への放射能の放出・漏えい |
無 |
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異常の概要 |
発生日時 |
令和6年6月27日10時28分 |
発生場所 |
3号 |
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管理区域内 |
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種類 |
設備の故障、異常 |
異常の内容
[異常の内容]
6月27日(木曜日)11時4分、四国電力株式会社から、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 伊方3号機原子炉補助建屋内のセメント固化装置エリアに設置する火災報知器が作動し、3号中央制御室に火災発生を示す信号が発信したことから、消防署へ連絡した。
- また、当該エリアにて、ハロン消火設備が動作していることを確認した。
- 今後、公設消防により現場を確認する予定。
- 本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
[その後の状況]
四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- 6月27日(木曜日)17時22分
- 当該エリアを確認したところ、作動した火災報知器と同じエリアに設置されているセメント固化装置混練機において、モータと撹拌機を連結しているベルト4本のうち、1本が切れていることを確認した。
- また、公設消防が当該エリアを確認し、15時55分、本事象は火災ではないことを確認した。
- なお、本事象に伴う負傷者はいない。
- 今後、詳細を調査する。
- 第3報:8月29日(木曜日)13時22分
- セメント固化装置混練機について調査した結果、撹拌機の主軸がセメントで固着していることを確認した。そのため、当該混練機の点検を実施し、固着したセメントの除去及びベルト4本の取替えを行った。
- その後、セメント固化装置混練機が正常に動作することを確認し、通常状態に復旧した。
- なお、ハロン消火設備が動作した原因としては、撹拌機の主軸が固着した状態でモータを起動したことで、モータの回転力をベルトに伝える部品が空回りし、摩擦によってベルトから煙が発生して火災感知器が動作したものと推定した。放出したハロンボンベは予備品に取り替えた。
- 今後、詳細を調査する。
県では、原子力センターの職員を伊方発電所に派遣し、現場の状況等を確認します。