本文
伊方発電所の異常通報連絡(令和6年3月分)及び異常の原因と対策について
異常時通報連絡の公表文
伊方発電所から通報連絡のあった異常について(令和6年3月分)
令和6年4月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
1_令和6年3月に、安全協定に基づき四国電力株式会社から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の公表区分 |
---|
A |
異常事項 |
作業員の負傷<外部リンク> |
発生年月日 |
令和6年3月11日 |
概要 |
伊方発電所内で使用する重機の配送員が、発電所への配送作業終了後、発電所外の作業現場で腰の痛みを感じたため病院を受診したと、伊方発電所の工事請負会社より連絡を受けた。
その後、当該配送員は病院での診察の結果「右腸骨骨折、左恥坐骨骨折」と診断され、労働災害における4日以上の休業となった。 |
管理区域該当 |
外 |
国への報告 |
○(労働安全衛生法) |
備考 |
公表済 |
県の公表区分 |
---|
A |
異常事項 |
発生年月日 |
令和6年3月14日 |
概要 |
伊方発電所2号機は廃止措置中のところ、運転員が燃料取替用水タンクポンプ出口ライン弁からほう酸水が析出し床下まで滴下していることを確認した。 |
管理区域該当 |
内 |
国への報告 |
× |
備考 |
公表済 |
県の公表区分 |
---|
C |
異常事項 |
作業員の負傷(3号機)<外部リンク> |
発生年月日 |
令和6年3月26日 |
概要 |
伊方発電所内で従事している作業員より、特重建屋にて業務中に階段で転倒し、その際は痛みがなかったが、翌朝になって膝の痛みを感じたため病院を受診するとの連絡があった。
当該作業員は病院で診察をうけ、「左外傷性変形性膝関節症」と診断された。 |
管理区域該当 |
外 |
国への報告 |
× |
備考 |
今回公表 |
2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。
原因と対策の報告の公表文(様式2)
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
令和6年4月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
今回、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常の原因と対策の報告はありませんでした。
※以下7件については、現在、四国電力株式会社において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
- 伊方3号機 非常用ガスタービン発電機燃料油貯油槽Aの配管フランジ部からの油漏れ(令和5年7月27日発生)
- 伊方3号機 出力領域中性子束計器の不具合(令和5年11月22日発生)
- 伊方3号機 エタノールアミン排水処理装置の電解槽供給ポンプ出口逆止弁における異物の確認(令和5年11月28日発生)
- 伊方発電所 モニタリングステーションじんあいモニタの不具合(令和5年12月30日発生)
- 伊方3号機 エタノールアミン排水処理装置の電解槽供給ポンプの不具合(令和6年2月6日発生)
- 伊方3号機 エタノールアミン排水処理装置の異常停止(令和6年2月29日発生)
- 伊方2号機 燃料取替用水タンクポンプ出口ライン弁からのほう酸水の漏えい(令和6年3月14日発生)