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伊方発電所の新燃料搬出に係る事前連絡について
1 事前連絡の概要
令和5年3月30日(木曜日)に、四国電力株式会社から、令和5年度の新燃料搬出計画書が提出され、計画の概要を公表したところですが、令和5年9月29日(金曜日)、安全協定に基づき、新燃料搬出に係る輸送について、次のとおり事前連絡がありました。
搬出数量 |
1,2号機用 新燃料集合体 64体(輸送容器:MX-6P型 2個、MFC-1型 24個) |
回数及び時期 | 1回(令和5年10月~12月) |
輸送方法 | 伊方発電所専用岸壁から海上輸送する |
搬出先施設名 | 米国 Framatome Inc. Richland 成型加工工場(米国ワシントン州リッチランド) |
- 伊方発電所1,2号機の廃止措置計画に基づき、保管中の未使用燃料を施設外に搬出するとともに、原料にリサイクルするため、工場がある米国まで輸送するもの。
- 令和5年度は、新燃料搬出を2回計画しており、もう1回は別途お知らせします。
2 安全性の確認
県は、四国電力株式会社から提出されました新燃料搬出計画書の安全対策について、別添「令和5年度(第1回目)伊方発電所・新燃料搬出安全対策書(要約)」に取りまとめた上で、伊方原子力発電所環境安全管理委員会原子力安全専門部会にも意見を聴き、検討し、輸送の安全性が確保されることを確認しております。
なお、国等によっても、原子炉等規制法等に基づき、輸送の安全性が確認されます。
3 県の対応
搬出作業については、県職員が立会い、安全対策の実施状況を確認するとともに、輸送容器表面等の放射線測定結果について公表いたします。