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伊方発電所の放射性固体廃棄物搬出及び新燃料搬出入に係る事前連絡について
1 事前連絡の概要
令和5年3月30日(木曜日)に、四国電力株式会社から、標記に係る今年度の計画書が提出(令和5年11月22日に一部変更)され、計画の概要を公表したところですが、本日、安全協定に基づき、放射性固体廃棄物搬出及び新燃料搬出入に係る輸送について、次のとおり事前連絡がありました。
数量 |
放射性固体廃棄物 1,000本搬出 輸送容器:LLW-2型125個 |
3号機用燃料集合体(三菱原子燃料株式会社製) 28体搬入 輸送容器:MFC-1型14個 |
1,2号機用燃料集合体(原子燃料工業株式会社製) 38体搬出 輸送容器:Traveller XL型38個 |
回数及び時期 | 1回(令和6年3月4日) | 1回(令和6年3月~5月) | 1回(令和6年3月~5月) |
輸送方法 | 伊方発電所専用岸壁から海上輸送する | 伊方発電所専用岸壁まで海上輸送する | 伊方発電所専用岸壁から海上輸送する |
搬出先・搬入元 施設名 |
日本原燃株式会社 低レベル放射性廃棄物埋設センター (青森県六ケ所村) |
三菱原子燃料株式会社 東海工場 (茨城県東海村) |
英国 Springfields Fuels Ltd. Springfields成型加工工場 (英国ランカシャー州プレストン) |
伊方発電所1,2号機の廃止措置計画に基づき、保管中の未使用燃料を施設外に搬出するとともに、原料にリサイクルするため、工場がある英国まで輸送するもの。
2 安全性の確認
県は、四国電力株式会社から提出されました当該計画書の安全対策について、別添「令和5年度伊方発電所・放射性固体廃棄物輸送安全対策書(要約)」等に取りまとめた上で、伊方原子力発電所環境安全管理委員会原子力安全専門部会にも意見を聴き、検討し、輸送の安全性が確保されることを確認しております。
なお、国等によっても、原子炉等規制法等に基づき、輸送の安全性が確認されます。
3 県の対応
搬出入作業については、県職員が立会い、安全対策の実施状況を確認するとともに、輸送容器表面等の放射線測定結果について公表いたします。