本文
伊方発電所の異常通報連絡(令和5年9月分)及び異常の原因と対策について
異常時通報連絡の公表文
伊方発電所から通報連絡のあった異常について(令和5年9月分)
令和5年10月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
1_令和5年9月に、安全協定に基づき四国電力株式会社から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の公表区分 |
---|
A |
異常事項 |
従業員の救急搬送(共用)<外部リンク> |
発生年月日 |
令和5年9月1日 |
概要 |
伊方発電所の総合事務所にて、社員1名が体調不良を訴えた。 意識の有無:有 計画外被ばくの有無:無 汚染の有無:無 このため、当該社員を救急車で搬送することとした。 |
管理区域該当 |
外 |
国への報告 |
× |
備考 |
公表済 |
県の公表区分 |
---|
C |
異常事項 |
タービン建家天井クレーンの照明用ケーブルの焦げ跡(1,2号機)<外部リンク> |
発生年月日 |
令和5年9月20日 |
概要 |
伊方1,2号機は廃止措置中のところ、タービン建家天井クレーンの定期点検を実施している際、タービン建家天井クレーンの照明用ケーブルに焦げ跡があることを確認した。 この事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。 当該ケーブルについては、コンセントから取り外すとともに、上流の分電盤の電源スイッチを「切」とした。 その後、消防署の立ち入りの結果、9月20日23時30分に火災ではないと判断された。 今後、詳細を調査する。 |
管理区域該当 |
外 |
国への報告 |
× |
備考 |
今回公表 |
2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。
原因と対策の報告の公表文(様式2)
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
令和5年10月10日
原子力安全対策推進監
電話番号089-912-2352
今回、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常の原因と対策の報告はありませんでした。
令和5年5月1日に発生した「スチームコンバータの不具合」、令和5年5月26日に発生した「発電機用窒素ガス封入装置からの窒素ガス漏えい」、令和5年7月2日に発生した「使用済燃料乾式貯蔵施設設置工事に使用する仮設電源ケーブルの損傷」、令和5年7月26日に発生した「使用済燃料ピット監視カメラの異常」、令和5年7月27日に発生した「非常用ガスタービン発電機燃料油貯油槽Aの配管フランジ部からの油漏れ」、令和5年8月7日に発生した「海水管の圧力検出配管からの海水漏れ」及び令和5年9月20日に発生した「タービン建家天井クレーンの照明用ケーブルの焦げ跡」については、現在、四国電力株式会社において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。