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伊方1号機 燃料取替用水ライン弁からのほう酸水の漏えい(第2報)
異常の区分
国への法律に基づく報告対象事象 |
無 [評価レベル-] |
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県の公表区分 |
B |
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外部への放射能の放出・漏えい |
無 |
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異常の概要 |
発生日時 |
令和7年7月4日0時30分 |
発生場所 |
1号 |
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管理区域内 |
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種類 |
設備の故障、異常 |
異常の内容
[異常の内容]
7月4日(金曜日)1時26分、四国電力株式会社から、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 伊方発電所1号機は廃止措置中のところ、7月4日0時30分頃、運転員が燃料取替用水ライン弁からほう酸が析出し床下まで滴下していることを確認した。
- 今後、詳細を調査する。
- なお、この事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
[異常の原因及び復旧状況]
四国電力株式会社から、その後の状況について、次のとおり連絡がありました。
○第2報:7月4日(金曜日) 6時50分
- その後、析出したほう酸の拭き取りを行うとともに、漏えい箇所の水抜きを行い、7月4日6時12分、ほう酸水の漏えいが停止したことを確認した。
- なお、析出したほう酸の放射能量は約43ベクレルであり、漏えい量は約140ミリリットルと推定した。
- 今後、詳細を調査する。
(以上、第1報でお知らせ済)
○第3報:7月9日(水曜日) 10時31分
- 当該弁の分解点検を実施し、弁内部の構成部品で消耗品であるダイヤフラムと、軽微な腐食を確認したボルト(全8本中4本)の取替えを実施した。
- その後、当該箇所の水張りを行い、漏えいがないことを確認し、7月9日10時15分、通常状態に復旧した。
- 今後、詳細を調査する。
県では、原子力センターの職員を伊方発電所に派遣し、現場の状況等を確認しています。
- 伊方1号機 燃料取替用水ライン弁からのほう酸水の漏えい<外部リンク>