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第76回全国植樹祭えひめ2026知事あいさつ

ページID:0147089 更新日:2026年5月20日 印刷ページ表示

日時:令和8年5月17日(日曜日)14時00分

場所:愛媛県総合運動公園

 本日ここに、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、本県では60年ぶり、2回目となります第76回全国植樹祭を開催できますことは、私たち愛媛県民にとって、この上ない喜びであります。

 また、大会会長の森英介衆議院議長、鈴木憲和農林水産大臣をはじめとするご来賓の方々、全国各地からご参加いただきました皆様を、愛媛県民を代表して心から歓迎申し上げます。

 そして、本大会の開催に当たり、多大なご支援をいただきました皆様方に深く感謝いたしますとともに、本日、栄えある表彰を受けられます皆様に心からお祝いを申し上げます。

 愛媛県は、霊峰石鎚山を頂点とする四国山地や多島美を誇る瀬戸内海、リアス海岸の続く宇和海等、美しく豊かな自然と穏やかな気候に恵まれ、農林水産業、造船業、製紙業など、人々の暮らしに密着した多様な産業が発展してきました。

 とりわけ、戦後、先人たちのたゆまぬご努力により植林が進められた結果、現在では県土の約7割が森林となり、県内の林業及び木材産業は大きく発展してまいりました。そして、「伐(き)って、使って、植えて、育てる」という森林資源の循環利用を本格的に推進していく時代を迎え、品質の確かな愛媛ブランド材「媛すぎ・媛ひのき」の生産をはじめ、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」には、本県産のCLTが約8割使用されるなど、全国屈指の林業・林産県へと更なる成長を遂げております。

 また、本県は、「国土緑化運動の父」と呼ばれる村上龍太郎氏の出身地であり、同氏は官僚として、日本の林業行政の基盤づくりに尽力されますとともに、国土緑化推進委員会の設立や全国植樹祭の創設にも携わられるなど、その足跡は今日の国土緑化運動や「緑の羽根」運動等に受け継がれています。

 近年、林野火災や集中豪雨等による山地災害が激甚化・頻発化しており、県民の安全・安心な暮らしを支える災害に強い森づくりが求められているほか、森林が有する水源かん養や生物多様性の保全、地球温暖化の防止といった多面的機能の発揮による経済的・社会的効果にも、多方面から大きな期待が寄せられているところです。

 「育てるけん 伊予の国から 緑の宝」を大会テーマに掲げた本大会の開催を契機に、県民一人ひとりが森林・林業に対する理解を深め、森林資源の循環利用や県民参加による森づくりをより一層推進し、豊かな森林を健全な姿で次の世代にしっかりと引き継いでまいります。

 結びに、天皇皇后両陛下のご健勝とご多幸、皇室の限りないご繁栄を心からお祈り申し上げますとともに、ご出席の皆様方のますますのご活躍を祈念申し上げまして、挨拶といたします。


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