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家畜伝染病予防法に基づく豚熱ワクチン接種について
本年7月31日(土曜日)、兵庫県淡路市で豚熱に感染した野生いのししが確認され、8月6日(金曜日)に国から四国4県が豚熱ワクチン接種推奨地域に指定されました。
これを受け、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき本県の「豚熱予防的ワクチン接種プログラム」を作成し、9月22日(水曜日)に国から妥当である旨の通知がありました。
10月1日(金曜日)から家畜防疫員による豚熱ワクチン接種を開始しています。
ワクチン接種の概要
初回一斉接種(※終了済み)
- 対象区域:県下一円
- 接種期間:令和3年10月1日(金曜日)から開始し、概ね4ヶ月間での終了を予定。
- 接種対象:県内で飼養されている豚及びいのしし(98戸、約20万頭)
(ただし、哺乳豚及び20日以内にと畜予定の豚を除く。) - 接種順:東予地域から開始し、順次中予地域、南予地域へと拡大
- 実施者:家畜防疫員(県職員獣医師)
- 手数料:初回一斉接種のみ手数料350円/頭を全額免除
- 接種豚の出荷開始時期:最短で令和3年10月21日(木曜日)から
追加接種(2回目以降)
- 初回一斉接種後に新たに生まれた子豚のほか、農場で長期間飼育される繁殖豚、種雄豚及び繁殖候補豚を接種
- 手数料280円/頭を徴収します。
(手数料350円から、当分の間70円減免)
その他
- 本県では、豚熱の発生は確認されていません。
- 豚熱ワクチンを接種した豚やいのししの肉を食べても、人の健康に影響はありません。
- 豚熱は、豚やいのししの病気であり、人には感染しません。
- 豚熱に感染した豚肉が市場に出回ることはありませんが、万が一、人が感染した豚肉を食べても健康には影響はありません。
- 家畜防疫上の観点から、養豚場等での取材は行なわないようご協力をお願いします。