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モザンビーク共和国パラ陸上選手団の事後交流を実施しました!
東京パラリンピックに出場したモザンビーク共和国パラ陸上選手団の事後交流を9月6日から7日間県内で実施しました!
事後交流では記念植樹式やホストタウンとなっている愛媛県、松山市・新居浜市・伊予市の3市を訪問しました。また、県内の小・中学校での交流会や来島海峡急流観潮船体験、内子街歩き体験などの文化交流・体験も行いました!
モザンビーク共和国パラ陸上選手団 事後交流来県メンバー
ルイス ロドリゲス(団長)
エドミルサ ゴベルノ(選手)
イラーリオ シャベラ(選手)
詳細・パラリンピック競技結果はこちら[PDFファイル/120KB]
大使館訪問・来県の様子
パラリンピック競技大会を終えた選手団は9月6日に在日モザンビーク大使館を訪問したのち、松山に到着し事後交流をスタートしました。
在日モザンビーク大使館訪問
松山空港到着
記念植樹
モザンビークと愛媛県の友好関係をさらに深め継続していく証として、事前合宿の際に練習会場として使用した県総合運動公園で記念植樹式を行いました。植樹した木は「ヤマボウシ」で花言葉は友情です。「愛媛県とモザンビークの友情が永続的に続くように」という願いが込められています。
ホストタウン表敬訪問
選手団はホストタウンとして登録されている愛媛県、そして松山市・新居浜市・伊予市の3市を表敬訪問しました。
各訪問先で記念品の贈呈や選手団からモザンビークの伝統工芸品等の贈呈が行われました。
愛媛県庁
県内小・中学校との交流会
9月8日 松山市立東中学校
パラ陸上選手団への質疑応答ではパラリンピックの感想やモザンビークと日本の気候の違いについて質問が出ました。
選手村での生活や開会式の様子について写真や動画を用いての説明している様子です。生徒の皆さんも真剣に聞き入っていました。
交流会では屋外でのスポーツ交流も行われました。写真は選手の二人が練習方法について実際の動きを見せながら説明しています。
【交流会を通しての感想】(東中学校生徒)
パラリンピックで戦ってきたすごい選手たちの一つ一つの言葉が心にしみて、モザンビークに関わらず世界中の人たちと交流することが必要ではないかと思いました。
9月10日 松山市立新玉小学校/えひめグローバルネットワーク
写真は選手と小学生が50mを競争している様子です。パラリンピックに出場した選手の走りを間近で見て大きな歓声があがりました。
習字体験
琴演奏体験
新玉小学校ではモザンビーク募金という活動を実施しました。活動を通して集まった募金で選手団にバッグやスパイク、スポーツウェアなどの贈呈が行われました。募金活動の説明を受けた選手団は感謝の言葉を生徒の皆さんに伝え、お礼にモザンビークの伝統工芸品等を贈呈しました。
【交流会を通しての感想】(新玉小学校生徒)
(スポーツ交流での走りは)テレビで見たよりも早く感じました。
走っている姿がとても良かったので、走るときの参考にしたいと思いました。
文化体験
事後交流では愛媛県内の各地で文化体験を実施しました。パラリンピック競技大会を終えた選手団はリラックスした様子で楽しんでいました。
9月8日(水曜日)来島海峡急流観潮船体験(今治市)
9月11日(土曜日)内子町着物街歩き体験(内子町)
9月11日(土曜日)南宇和高校生徒との交流会
南宇和高校では二年前にモザンビーク選手団が合宿をした際にも同校農場で栽培したかんきつを用いたジュースをふるまっており、エドミルサ選手は二年ぶりの南宇和高校との交流となりました。
当日の交流会では生徒2名が参加し、南宇和高校が取り組んでいる「おもてなし料理プロジェクト」で考えた愛南ゴールドのお寿司やしゃぶしゃぶの紹介をしながらモザンビークについての質問など楽しい時間を過ごすことが出来ました。
愛アスリートクラブとの合同練習
パラ陸上選手団は松山市内や県総合運動公園を活動拠点とし、愛媛からパラリンピックを目指すパラアスリートを養成する愛アスリートクラブと合同練習を行いました。パラリンピックに出場した選手との合同練習はパラリンピックを目指す選手にとって貴重な経験となりました。
合同練習の様子
事後交流は選手団だけでなく、交流したたくさんの方々にとっても貴重な経験になったと思います。
エドミルサ選手・イラーリオ選手はともに2024年のパリパラリンピックを目指しています。お二人が今後さらに活躍していくことを心から願っています。