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ダム模型のご紹介

ページID：0089916 更新日：2024年10月31日印刷ページ表示

山財ダム管理事務所では、ダムの仕組みや放流操作、避難のタイミング等を理解してもらうため、職員が手作りでダムの模型を製作し、ダム見学会等で活用しています。

ダム模型の概要

1.Superダムえもん　(放流操作説明用模型）

(1)大きさ　　　　縮尺200分の1 (W900mm×L1400mm×H1000mm)
(2)主な材料　　　塩ビ板、アクリル板、木材、スタイロフォーム
(3)電源　　　　　AC100V（バスポンプ2台運転による自動循環方式）
(4)ディスプレイ　24インチ液晶
(5)製作期間　　　約1か月
(6)仕組み
・雨雲を表現した上部の水槽から蛇口で水を流し、ダム湖に見立てた水槽へ流入させ、各ゲートから下流河川へ放流します。放流した水はポンプにより上部水槽へ汲み上げて循環させます。
・ダム操作とあわせて液晶ディスプレイで放流警報のサイレンや市が発表する避難指示放送などを流します。
(7)主な機能
・降雨による貯水池への流入状況が理解できます。
・平常時のホロージェットバルブによる放流、コンジットゲートによる貯水位維持放流・洪水調節、クレストゲートによる緊急放流の各放流操作が理解できます。
・放流に伴い、下流河川の水位が上昇していく様子が理解できます。
・緊急放流の実施により下流河川が氾濫し、市街地が浸水する様子が理解できます。
・ディスプレイにより現在の河川の状況や避難指示等の発令状況も操作に併せて説明することで、避難のタイミングが理解できます。
・ダムの水が浄水場へ送られた後に各家庭に送水される仕組みが理解できます。
・実際にある原石山など、ダム下流の地形をリアルに再現しています。

2.コンジットゲート模型

(1)大きさ　　　H600mm×W400mm×D130mm
(2)主な材料　　スチロール板、プラダン、注射器のピストン
(3)製作期間　　3日
(4)仕組み
　油圧シリンダーで動作するラジアルゲートの動作を注射器を使って再現しています。
(5)主な機能
　ピストンが伸び縮みしてゲートが開閉する仕組みが理解できます。

3.クレストゲート模型

(1)大きさ　　H450mm×W250mm×D150mm
(2)主な材料　レゴマインストーム（本体、センサー類）、レゴテクニック部材
(3)製作期間　約1週間　
(4)仕組み
・ローラーゲートの動作をプログラミングしたレゴブロックで再現しています。
・距離センサーと色センサーによりゲート開度を計算し、所定の位置で自動停止するようになっています。
(5)主な機能
・上部の巻上機でゲートを開閉させる仕組みが理解できます。
・ゲートに水圧がかかった時にゲート背面のローラー（タイヤ）によりゲートがスムーズに動く仕組みが理解できます。