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台風第19号被害への本県の対応に関する記者発表冒頭発言の要旨について

ページID:0081160 更新日:2019年10月17日 印刷ページ表示

日時:令和元年10月16日(水曜日)11時00分~11時8分

場所:知事会議室

(知事)

 まずは、このたびの台風19号により被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。また、犠牲になられた方々も多数いらっしゃいますので心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、また不明者のご生存を心からお祈り申し上げたいと思います。

 振り返ってみると、昨年は西日本豪雨災害が本県に深い傷跡を残しました。その時には、全国から本県に対しまして多大なるご協力を賜った立場でもございます。まだ愛媛県は西日本豪雨災害の復興に取り組んでいるさなかでありますから、100%応援体制を組めるわけではありませんけれども、やれることは可能な限りの支援を速やかに行っていきたいと思っています。

 まず被災都県へのお見舞い金の支出を決定しまして、さらに県職員から寄付金を募ることといたしました。加えて本日、県民の皆さんからの義援金を広く募集したところでございます。次に広範にわたる被害を踏まえまして、昨日、厚生労働省から全国のDMATロジスティックチーム隊員の派遣要請がありましたので、本日から県立中央病院のDMAT隊員1名を福島県に派遣することとしたほか、総務省の被災市区町村応援職員確保システムというのがありまして、これによる災害マネジメント総括支援員の派遣につきましても、防災局長をトップとする3名の総括支援チームをいつでも速やかに要請があれば派遣できる旨を先方に伝えているところでございます。まだ要請は来ておりませんけれども、要請があり次第派遣することとしたいと思います。

 さらに、今後被災自治体では罹災(りさい)証明の発行業務をはじめとし、被災者支援や復旧・復興に多くの人員が必要となりますことから、県職員については年度当初に選定しております被災地派遣職員候補者に対しまして、また、市町に対しても要請があった場合は早急に対応できるよう準備要請を行ったところです。引き続き被災地のニーズ、まだ全体像が把握できてない段階かも知れません。こうした被災地のニーズにマッチした支援が重要になってまいりますので、市町とも緊密に連携しながら「オール愛媛」体制でできる限りの被災地支援に取り組んでいきたいと思います。以上です。

(南海放送)

 見舞金の支出だとか、義援金とかを考えているとの話だが、具体的に時期とか金額はどうか。

(知事)

 義援金について担当部局の方から。

(防災安全統括部長)

 見舞金につきましては災害救助法の適用された1都12県に対しまして、一律30万円の見舞金を支出する予定であります。それともう一つは。

(南海放送)

 見舞金、寄附金、義援金と3種類あるようだが。

(防災安全統括部長)

 義援金につきましては、今日から令和2年3月31日の間に、県民の皆様から幅広く受け付けする専用口座を、伊予銀行、愛媛銀行、県信連(愛媛県信用農業協同組合連合会)で設置し、周知をしまして広く受け付けてまいりたいと考えております。

(NHK)

 関連だが、一律30万円というのは見舞金になるのか寄附金になるのか。

(知事)

 見舞金です。

(NHK)

 1都12県にそれぞれ30万円ということか。

(知事)

 そうです。

(NHK)

 県職員からの寄附はまた別になるのか。

(知事)

 別に、個人個人に呼び掛けて、(集めて)お渡しします。

(南海放送)

 毎年のようにこのような死者が出る甚大な被害のある災害が発生していて、どう防いでいくか、減災していくかというのが非常に大切なことだが、あらためてどういう対応を。

(知事)

 何よりも重要視するのは、やはり命を救うということだと思いますので、今回も現地の状況は分かりませんけれども、世界からも注目されるぐらいの大型の台風の来襲が気象庁から情報発信されていましたので、これだけの大型になりますと西日本豪雨災害もそうですけれども、既存の基盤整備等では想定できない事態が発生する可能性は十分あるわけですよね。そういう時に命を守るということになれば、やっぱり何よりも避難ということに尽きると思います。残念ながら今回も犠牲者が出てしまいましたけれども、通常の意識啓発や避難訓練、それからきめ細かい、例えば集落単位での避難行動の積み重ね、あらためてこういったことが最重要だなということを実感していますので、これは人それぞれの心構えの問題にもつながりますので、ともかく何かあったら無駄足になっても逃げるという徹底を県内においても呼び掛けていきたいと思っています。

(あいテレビ)

 避難という意味で、住民票がない人は避難させないというような今回ケースがあったようだが、県内20市町の対応は分からないが、そのあたり知事はどうか。

(知事)

 分からないですね。台東区だったかと思いますけど。ちょっと愛媛県ではそういうのはあまり事例がないのでちょっとケースや場所が違うので何とも言えないです。実態が分かりませんから。

(あいテレビ)

 例えば外国人の方とか観光客の方とかは、県内だったら避難先にも柔軟に受け入れてくれるのか。

(知事)

 それは考えますよね。


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