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令和2年台風10号に係る対応等に関する記者発表の要旨について

ページID:0081159 更新日:2020年9月7日 印刷ページ表示

日時 令和2年9月4日(金曜日) 10時00分から10時06分
場所 知事会議室

 

(知事)

 発表の前に、先日、県の職員が自家用車で通勤途中、横断歩道で交通事故を起こしました。歩行者に衝突し死亡させるという、あってはならない事故を起こしたところでございます。亡くなられた方、そしてご遺族に、心からお悔やみを申し上げますとともに、また、全庁全県挙げて交通事故の防止を呼び掛けてきたさなかでありますので、県職員がこのような重大な事故を起こしたということは極めて遺憾でございます。何よりもまず、心からおわびを申し上げたいと思います。

 これまでも、職員へ交通事故に注意するよう、注意を呼び掛け続けてきたところでございますが、今回の事故を受けまして、あらためて全職員に対してしっかりとした模範になるよう、注意喚起を促して、交通事故の未然防止に一層取り組んでまいることをお約束させていただきたいと思います。

 それではまず、令和2年台風10号に関する注意喚起について、最初に県民の皆さんに呼び掛けさせていただきたいと思います。松山地方気象台によりますと、太平洋上を北上している非常に強い台風10号、今後、特別警報級の勢力まで発達し、その力を維持したまま奄美から九州を中心に接近または上陸するおそれがあるということが発表されています。

 愛媛県でも、本当に確証はありませんが気象台の状況も踏まえて、6日日曜日から7日月曜日にかけて、場合によっては記録的な大雨・暴風・高潮・高波が発生する恐れがありまして、現時点では(台風からは)遠いですからその兆候はありませんが、この時点で最大級の警戒が必要と呼び掛けさせていただきたいと思います。6日日曜日から7日月曜日にかけてでございます。

 県としても災害対応に万全を期すため、本日午後、県内市町とのテレビ会議を開催しまして、気象台から台風の進路や注意点等について説明をいただき、情報を共有するとともに、空振りを恐れずに早めの避難勧告等の発令、そして住民の皆さんの安全確保に関する注意喚起を行うよう要請したいと思います。また、県の防災アプリ「ひめシェルター」や防災メール、SNS等を通じ、県民の皆さんに対し、早めの対策や避難等を周知することに力を注ぎたいと思います。加えて、土木部をはじめ関係部局においても、工事業者あるいは関係団体への注意喚起を行うなど、全庁一丸となって災害対応に万全を期してまいります。

 県民の皆さんには、ハザードマップで自宅周辺が浸水や土砂崩れの恐れがないかどうか確認をしていただきますとともに、警報が発令された際の避難先の検討を、遅くとも5日土曜日までにやっていただきたいとお願いを申し上げたいと思います。また、停電や断水等のライフラインの断絶にも備えて、飲料水や食糧の確保を念のため、ぜひしていただきたいというふうに思います。

 また、最新の気象情報やお住まいの市町から出されます避難情報等にも十分注意をしていただきまして、空振りを恐れず無駄足になろうが、早め早めの避難を心掛けていただくとともに、特に前回もございました台風接近中の外出、水路等の見回り等で犠牲になられた事例も過去に発生しております。こうしたところには絶対に近づかないよう、自らの命は自らが守るという意識を持って、ともかく命を守ることを最優先に行動していただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(愛媛新聞)

 あらためて、コロナ禍の中での避難となると思うのが、そのあたりとしての注意喚起としてはいかがか。

 

(知事)

 先般も総合防災訓練を実施したところでありますけれども、今回の訓練の中ではコロナ禍における避難所の設営の実施もいたしましたが、訓練自体は伊予市を中心とした中予圏域がメインでありましたけれども、同様に各市町とも同じような対応策について、これまでも打ち合わせをしておりますので、それぞれの市町でコロナに対応した避難所運営はやっていただけるというふうに思っています。


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