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環境啓発ポスターコンクール(平成26年度)
応募総数 |
87校 |
1,656点 |
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小学生 |
50校 |
487点 |
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中学生 |
31校 |
1,012点 |
高校生 |
6校 |
157点 |
小学生の部
金賞
藤田 和也
松山市立道後小学校 4年
講評
少し難しいかもしれませんが、青にはいろいろな青があります。この絵には、碧(あお)という字のイメージがぴったりです。広い広い宇宙に浮かぶたくさんの命を育んでいる「地球」の偉大さやすばらしさが見事な碧で表現されています。数々の命を優しく包み込んでいる深い碧が、荘厳さや神秘をも感じさせます。
その中で生きる生き物たちの姿をいろいろな向きや動きで捉えているところが自由で面白く、この絵を見ている私たちに動物たちが何かを語りかけてくるようです。これからも、自分の思いのままに絵をかき続けて欲しいと思います。
銀賞
盛重 塁
愛媛大学教育学部附属小学校 1年
山田 芙実香
愛媛大学教育学部附属小学校 6年
銅賞
川本 理寿
松山市立浮穴小学校 5年
福田 陽菜
愛媛大学教育学部附属小学校 6年
福原 優果
松山市立椿小学校 3年
佳作
河本 葉梛
松山市立浮穴小学校 1年
菅 将也
今治市立岡村小学校 6年
戸田 愛華
西予市立多田小学校 5年
松友 海音
松山市立余土小学校 3年
森川 佳道
松前町立岡田小学校 2年
宮田 航希
松前町立岡田小学校 4年
中学生の部
金賞
山下 詠歌
伊予市立伊予中学校 3年
講評
日常の生活感が漂う雑多な街角でありながら、どこかすっきりとした感じを受けるのは、建物や店頭の商品等の単純化や省略が見事だからでしょう。また、虫眼鏡で拡大することで省エネに対する取り組みに目が引きつけられ、作者の訴えたいことがダイレクトに伝わってくる面白い構成になっています。手前から左上へと続く道路には、絵の中にありながら「止まれ、温暖化」とメッセージになっているところも心憎いです。
画面上部の密の部分と下部の粗の部分の構成のうまさと明るい配色が好評を博し、審査員全員一致で金賞に推されました。
銅賞
石丸 和空
私立愛光中学校 2年
河内 彩衣琉
伊予市立伊予中学校 3年
銅賞
下田 桃子
愛媛大学教育学部附属中学校 2年
村上 晴哉
今治市立大西中学校 2年
渡部 美佳
愛媛大学教育学部附属中学校 1年
佳作
上田 彩乃
今治市立桜井中学校 1年
亀卦川 史音
松山市立雄新中学校 2年
島本 笑実奈
新居浜市立角野中学校 3年
高校生の部
金賞
野村 美穂
愛媛県立小松高等学校 2年
講評
質感や画面構成がしっかりしており、絵画としての力強さがまず目を引きました。数ある応募作品の中でも、ひときわ存在感のある作品です。
まず、絵画のタッチとは質のことなる「みんなの地球」という、かちっとした文字を読まされます。
次に、画面の細部を見ていくと、樹の幹に子どもが落書きをしているのですが、手に持ったマジックのような描画用具が緑色だと気付きます。子どもはひたすら、地球に緑を描き加えています。後姿であるため、子どもの表情は見えませんが、描いている地球はにっこりとほほ笑んでいることから、作者の願う、みんなの地球の姿が読み取れます。
説明的な要素を最小限に絞り、見る者の想像力に訴えかける秀作です。
銀賞
小谷 彩乃
私立松山東雲高等学校 1年
田村 愛花
愛媛県立松山南高等学校砥部分校 3年
銅賞
處 友香
愛媛県立小松高等学校 2年
檜垣 愛実
愛媛県立今治工業高等学校 3年
増田 朱里
愛媛県立松山南高等学校砥部分校 2年
佳作
安倍 知里
愛媛県立今治南高等学校 2年
菅 真央子
愛媛県立小松高等学校 2年
櫛部 真世
愛媛県立小松高等学校 2年