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宇和海で発生した有害赤潮について
(1)水産研究センターの7月4日(木曜日)の赤潮調査によると、宇和島市津島町の岩松湾の一部海域で、海水の着色及び危険濃度(1,000細胞/ml以上)を超える1,035細胞/mlの有害プランクトン「カレニア・ミキモトイ」が観測されました。
(2)これまでに、この赤潮による漁業被害は発生していませんが、宇和海沿岸では赤潮が発生しやすい時期となったことから、南予地方局水産課及び水産研究センターでは、関係漁業協同組合(支所)に対し、漁場の監視を強化すること、魚類養殖では、餌止めや出荷作業を控えること等の対策を呼び掛けています。
(本県では、同種の赤潮により、平成24年に約12億3,000万円の漁業被害が発生しています。)
(3)県としては、引き続き、水産研究センターで調査を継続するとともに、関係市町及び漁業協同組合との連携を密にして、迅速な情報提供に努めてまいります。
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