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アフリカ豚熱の侵入防止対策について

ページID:0074218 更新日:2024年5月24日 印刷ページ表示

アフリカ豚熱(ASF)とは

アフリカ豚熱(ASF)は、ASFウイルスが豚やいのししに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。

ダニによる媒介、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。

有効なワクチンや治療法はなく、 発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、我が国の家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺が義務付けられています。

我が国は本病の清浄国であり、これまで本病の発生は確認されておりませんが、アフリカでは常在的に、ロシア及びアジアでも発生が確認されているため、今後とも、海外からの侵入に対する警戒を怠ることなく、本病の発生予防に努めることが重要です。

なお、アフリカ豚熱は豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。

また、現在、我が国で発生している豚熱(CSF)とは、全く別の病気です。

海外での発生状況

ASFは、アフリカでは常在的に、ヨーロッパ、ロシア及びアジアでも発生が確認されています。

今般、韓国当局から、令和5年12月21日に釜山広域市の野生いのししにおいてASFの感染が確認された旨が公表され、その後、多数の野生いのししでの感染が報告されています。

特に、令和6年1月以降にASFに感染した野生いのししが発見された地点は、本県をはじめ日本への定期航路がある空港やフェリーの埠頭とも距離が近いことから、本県へのASFの侵入リスクが高まっています。

ASF侵入防止 協力のお願い

海外からの旅行者の皆様へ


ASFは、海外から持ち込まれるウイルスの付着した肉製品、現地の土壌を踏んだ靴、自転車のタイヤを介して、侵入する恐れがあります。

侵入を防ぐために、ご協力をお願いします。

1.肉の入った食品を国内に持ち込まない

2.野外に肉の入った食品を捨てない

3.靴などについた土は落とす

4.家畜がいる施設に近寄らない

5.消毒ポイントでは指示にしたがってください

○国内のゴルフ場を訪れる皆様へ

 海外から持ち込んだゴルフバッグ、クラブ、靴等の消毒にもご協力ください。

〈消毒方法〉

・逆性石けん(塩化ベンザルコニウム等)を含む消毒剤(できれば、通常使用濃度よりもやや濃い目が良い。)で湿らせたティッシュ等で十分に拭く。

・逆性石けん入りの手指消毒剤を十分に噴霧する。

肉製品持込み禁止ポスター

靴底消毒のお願い侵入防止対策のお願い

養豚場におけるASF発生予防のポイント


農場へのウイルスの侵入を防ぐために、飼養衛生管理基準の遵守と定期的な点検をお願いします。

〈養豚場の重点対策〉

 1.野生動物対策

  ・農場を囲う柵を設置するとともに、破損などがないか定期的に点検

  ・農場辺縁を含め敷地内の草刈りや枝の剪定を行い、野生動物が隠れる場所を作らない

  ・死亡家畜は野生動物を誘引しないよう適切に保管

 2.農場内や侵入車両の消毒

  ・畜舎周囲、農場外縁部に定期的に石灰を散布

  ・車両の洗浄、消毒も忘れない

  ・車体、タイヤ周りや溝の汚れをしっかり落とす

 3.更衣・履き替えの徹底

  ・洗浄、消毒された衛生的な衣服や長靴を用意

  ・長靴は履き替えを徹底し、使用後は洗浄してから消毒し、消毒薬は定期的、または汚れた都度交換

 

 

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