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姉妹提携を結ぶハワイ州について
ハワイ州の概要
特徴
ハワイ州は1959年にアメリカ合衆国の50番目の州となった、最も新しい州です。本土から約3,200km離れており、「ハワイアン・チェーン」と呼ばれる約130の島で構成されていますが、州民のほとんどは7つの島(ハワイ島、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、オアフ島、カウアイ島、ニイハウ島)に住んでいます。世界でも有名な観光地として知られ、州の第一産業は観光です。
同州は二つの公用語(英語・ハワイ語)が定められており、原住民のポリネシア人から深い文化と歴史を引き引き継いでいます。
面積・人口
面積:16,634平方キロメートル、人口:1,440,196人(※)
州都
ホノルル市
産業
○主要産業は観光業(就労人口の16.6%が観光関連)、不動産業、建設業(※)
○GDP:982.2億ドル(2023年)(※)
○サトウキビ、パイナップルの木、コーヒー豆、マカデミアナッツ、花の生産が盛んに行われています。
(※)部分は2024年5月在ホノルル日本国総領事館資料より引用
交流のあゆみ
現地時間の2001年2月9日にホノルル沖で発生した「えひめ丸事故」に際して、ハワイ州関係者による被害関係者の救助や援助、慰霊碑の建立やその後の管理等の協力支援を通じて、愛媛県とハワイ州との間に友好関係が生まれました。その後、青少年のスポーツ等を通じた交流やまつりの参加など、住民レベルの交流が芽生え始めました。
こうした中、ハワイ州関係者から、この交流を姉妹提携に発展させてはどうかとの動きが起こり、同州議会において姉妹交流を促進する決議案が提案され、2003年5月5日付けで議決されました。
これを受けて本県でも、2003年6月議会において「アメリカ合衆国ハワイ州との姉妹提携に関する決議」が提案され、2003年7月11日に議決されました。
その後、ハワイ州政府と協議を行い、2003年11月21日にホノルル市において調印式を実施し、両県・州知事が「日本国愛媛県とアメリカ合衆国ハワイ州との姉妹提携宣言」に署名しました。
主な交流事業
【愛媛・ハワイ青少年交流事業】
国際交流・協力分野に貢献しうる人材を育成するとともに、本県とハワイ州の友好親善に寄与することを目的に、短期インターン生としてハワイ州の大学生を受け入れ、県国際交流センターでの窓口対応や異文化理解講座等の文化事業、学校・地域での交流事業を実施するとともに、ハワイへ青少年を派遣し、現地青少年との交流やホームステイ等を実施しています。
○インターン生受入れ:ハワイ大学から2名受入れ
○県内高校生ハワイ派遣:10名程度を派遣