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えひめ国際化推進基本指針

ページID:0072324 更新日:2024年4月1日 印刷ページ表示

指針の性格

愛媛が進めるべき国際化及び多文化共生への取組みの基本理念、基本方向並びに推進方策等を示すとともに、民間と行政が連携を図りながら、それぞれの特性を活かして多様な国際交流や国際協力、多文化共生の取組みを展開していくための行政・民間双方のガイドラインとして策定したものです。

愛媛の国際化推進の基本方向

愛媛の国際化は、「国際化を支える人づくり」、「国際化推進のための基盤づくり」、そして「世界に開かれた愛媛づくり」と「世界と共に生きる愛媛づくり」を基本方向として、その展開を図るとともに、それぞれの取組みが相乗的に効果をもたらすよう、総合的に推進していきます。

愛媛の国際化の推進方策

1 国際化を支える人づくり

 地域の国際化を支える基本は「人」であり、地域に生活する一人ひとりが国際感覚を磨くことが何よりも大切です。
 郷土愛媛や日本の歴史、文化を理解し、自己を発現できると同時に、世界に関心を持ち、世界の国々やそこに暮らす様々な人々の多様な生活文化や価値観に対しても、違いを違いとして認め尊重することのできる、国際感覚に溢れる人づくりを推進する必要があります。

2 国際化推進のための基盤づくり

 地域の国際化を総合的に推進するためには、行政と民間がそれぞれの役割を果たしながら、連絡・連携を密にし、お互いに補完・協力し合う推進体制を確立することが重要です。特に、国際交流・協力の分野では民間の果たす役割が大きいことから、民間の創造的活動を、行政としても支援していくことが大切です。
 このため、行政と民間が一体となった推進体制の確立を図るとともに、ソフト・ハード両面から、県民や民間企業・団体などが容易に国際交流・協力活動を行うことができるよう、国際化推進の基盤づくりを進めます。

3 世界に開かれた愛媛づくり

 国境を越えた国や地域間の相互依存関係が深まる中で、本県においても、世界の様々な国や地域、そしてそこに住む人々との交流を深め、友好・信頼関係の深化と、お互いに競争し学び合うことによる相互の向上を目指すことが大切です。
 県民と外国人とが日常の中で気軽に集い、友好の輪を広げるとともに、交流を通じた相互の研鑽と理解など、多様な国際交流を展開し、お互いの向上と発展に努めていきます。
 また、愛媛に住む外国人の増加に対応して、外国の人々が、もう一度訪れたい、ずっと住んでいたいと思うような地域社会を形成していくことが重要です。
 在県外国人も同じ県民であり、その人権に配慮して、社会の仕組みや県民の意識を外に開かれたものへと変革を図り、外国人が暮らしやすいまちづくりを推進します。

4 世界と共に生きる愛媛づくり

 我が国は、世界一のODA(政府開発援助)供与国となっていますが、開発途上国等の援助ニーズの多様化とともに、公害防止や保健・医療、福祉のシステムづくり、教育、消防・防災、地域産業振興等の住民生活や地域に密接にかかわる分野での協力の拡大が求められるようになっており、国による援助に加えて、これらの分野に豊富な人材とノウハウを持つ地方が、住民等の参加による顔を見える国際協力を展開することが期待されています。
 また、環境破壊などの地球規模の問題の解決や平和の実現など、人類共通の課題への取組みを進め、世界と共に生きる愛媛づくりを推進します。
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