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ひめボスグランプリの募集開始に関する記者発表の要旨について
【記者発表資料】
- ひめボスグランプリの概要[PDFファイル/171KB]
- チラシ(表)[PDFファイル/821KB]、(裏)[PDFファイル/295KB]
- リーフレット「ひめボス宣言のススメ」[PDFファイル/1.72MB]
日時 平成29年9月21日(木曜日)11時00分~11時06分
場所 知事会議室
(知事)
県では、男女ともに力を発揮できる働き方や生き方の実現を目指しまして、イクボスに地域活性化の視点を加えた「ひめボス」を推進しており、このたび、新しい取り組みとして「ひめボスグランプリ」を実施することとし、本日から募集を開始いたしますので発表をさせていただきます。
人口減少社会において、地域や経済が持続的に成長するためには、組織トップが意思表明をし、経営戦略として働き方改革や女性活躍推進に取り組むことが重要であると考えまして、市町及びえひめ女性活躍推進協議会と連携して、県内企業や団体等への普及に取り組み、ひめボス宣言事業所数は8月末現在で320事業所に拡大してきており、「ひめボス」の輪のさらなる拡大と各事業所における具体的な取り組みを促進するため、「ひめボスグランプリ」を実施することといたしました。
「ひめボスグランプリ」は、愛媛の活性化を願い、愛媛で働く人を応援する生き生きと魅力的な「ひめボス」を発掘、そして表彰し、地域活性化につながる取り組み事例や経営面でのメリットなどを広く紹介するものでございます。
具体的には、配付している表彰の概要のとおり、ひめボス宣言事業所の管理職や代表者などで、男性女性を問わず、所属の法人等から推薦のあった個人を対象といたしまして、部下の仕事と生活の両立支援や組織の業績向上、地域貢献への取り組みなどに加えて、部下からの推薦メッセージについて審査し、表彰対象5人程度を選考の上、来年1月から2月頃に開催予定の「トップランナーミーティング」の場で、ひめボスの発表と部下の応援スピーチによる公開審査を行いまして、グランプリを決定する予定でございます。募集期間は、本日から11月30日までであり、積極的なご応募を期待しています。
グランプリをはじめ、優れた「ひめボス」の事例につきましては、公開プレゼンテーションによる発表に加えまして、県ホームページや冊子などで周知啓発することにより、優良・先進事例を県内に波及させてひめボス宣言事業所を拡大するとともに、組織の業績や働く人の満足度の向上はもとより、「住んでよかった」「住んでみたい」という愛媛の魅力向上につなげていきたいと考えておりますので、募集や優れた事例の広報等につきまして、報道機関の皆さんに、ぜひご協力をお願いできたらと思います。
以上です。
(南海放送)
今回、個人が対象ということだが、一つの会社から複数の候補者が出るというケースもあるということか。
(知事)
あると思います。職場ごとという形で来てもいいんじゃないかと思っています。
(南海放送)
初めての取り組みなので、なかなか目標というのは難しいと思うが、どのくらいの参加を期待しているのか。
(知事)
そうですね。先ほど申し上げましたとおり、8月末で320事業所、それに加えて20の市町、それだけの数が増えてきましたので、どの事業所もトップが意気込みをもって取り組んでいただいていると思います。
こういった事例を発表することも、会社にとってもプラスになると思いますし、また、グランプリ等に入りますと、皆さんの報道に、もし載せていただけたならば、会社のステータスも向上するのではなかろうかと思いますので、その意義を受け止めていただいたならば、320事業所プラス20の市町、それなりの応募が見込めるのではないかと期待しています。
特に、この公開審査というのは、全国でも事例がないので、表彰制度というのはあるんですけれども、公開審査というのは、なんせ初めての取り組みなので、これはまたこれで、行革甲子園もそうですけれども、逆に面白い効果が生まれるのではないかと期待しています。
(南海放送)
表彰制度そのものは、他の自治体でもあるということか。
(知事)
例えば、島根県とか山口県では、イクボスに取り組む個人を、県の方で選んで表彰しているようです。愛知県や静岡県、三重県では、イクボスが活躍している企業を、同様に県の方でチョイスして表彰する制度を設けています。
ただ、その表彰の対象になった個人や企業が、どのような形で選ばれたかというのは、あくまでも県の調査ということになっていますから、こうした公開でやるというのは全国でも初めてということになります。
(南海放送)
自ら手を挙げて、発表すると。
(知事)
そうですね。さっき申し上げたように、みんなの前でプレゼンをやりますから、嘘はつけないということになろうかと思います。