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農業・農村の動き(令和5年7月)

ページID:0059462 更新日:2024年3月5日 印刷ページ表示

管内の農業・農村の動き、普及指導活動の状況をまとめました。

WCS(ホールクロップサイレージ)用稲現地講習会の開催

管内の畜産農家へWCS用稲を安定的に供給するため、実証ほの設置、栽培技術の指導等により生産拡大への取組みを進めている。

その一環として、渓筋地区において、栽培ほ場17か所を巡回し、葉色(SPAD値(葉緑素計値))と草丈の調査を行い、十分な中干しの実施、根の活力維持、収穫前30日頃からの落水を遵守することなどを指導した。

当地区では栽培者が3人増加し、栽培面積が12haに拡大するなど、安定した収量の確保が見込まれる。

今後は、JAひがしうわ耕畜連携連絡協議会と連携し、WCS用稲を中心とした飼料作物の生産拡大、東宇和コントラクター研究会等コントラ組織による収穫調製作業を支援し、安定供給につなげる。

WCS用稲栽培ほ場を巡回 講評、意見交換会

広域型わなセンサー通信装置利用による有害獣捕獲檻見回り時間の削減

広域型わなセンサー通信装置の実証を行っている皆江地区を巡回し、実証農家から見回り作業時間と捕獲おりの稼働状況について聞取調査を行った。

また、中継機を経由して通信装置及び捕獲おりの動作確認を行い、通信可能域の拡大範囲を推定した。

通信装置の設置により、1捕獲檻当たり見回り作業時間は、年間60時間から30.5時間に削減され、効率化につながることが確認できた。

今後は研修会等で周知することで、捕獲檻設置数を増加するとともに、中継機を経由して通信可能域を拡大し、地区全体を網羅した設置につなげる。

通信装置及び設置おりの動作確認 通信装置の設置状況

マイネット・若手女性農業者との交流会を開催

西予市内で、農業経営のパートナーとして資質向上に努める女性組織「マイネット」が若手女性農業者との交流会を開催した。

本交流会は「ひめの国一次産業女子活躍推進事業」を活用し、世代を超えた女性農業者による郷土料理づくりや先進事例報告、女性農業者の抱える問題、その解決に向けた意見交換などの活動を支援した。

交流会では、若手女性農業者が抱える子育てや農業経営の悩みを先輩女性農業者がアドバイスする姿が見られるなど、女性が働きやすい環境づくりについて考えるよい機会となった。

今後は、地域リーダーと成り得る女性農業者の育成に向け、交流活動を継続して実施するとともに、今年度結成された若手女性農業者組織の充実に向け、市内に点在する若い女性農業者の発掘とネットワーク化をマイネットと連携し進めていきたい。

ふるさと料理づくりで交流 班に分かれて話し合い

 

農業・農村の動き(令和5年7月) [PDFファイル/459KB]

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