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なりすましによる旅券不正取得防止のための審査強化期間の実施について
なりすましによる旅券不正取得防止のための審査強化期間の実施について
なりすまし等による旅券不正取得が発生しているを踏まえ、2月20日の「旅券の日」に合わせ全国の旅券窓口で「なりすましによる旅券不正取得防止のための審査強化期間」を実施します。
1.趣旨
他人になりすますなどして不正取得された旅券は、犯罪者等の国外逃亡や不法な出入国に使用され、国際テロや人身取引・不法移民等の国際組織犯罪の発生を助長するほか、本人確認資料として、携帯電話や預貯金通帳等の契約に使用されることによって、真正な名義人が思わぬトラブルに巻き込まれるばかりか、更なる犯罪被害につながるおそれもあることから、審査強化期間を設け、本人確認等の審査を厳重に行うなど、旅券の不正取得防止に努めるものです。
2.実施時期
令和6年2月20日(火曜日)から3月4日(月曜日)まで
3.場所
県内20市町の旅券担当窓口
(松山市パスポートセンター、その他19市町〔市民課、町民課、住民課 等〕)
4.内容
なりすまし等による不正取得旅券が社会に及ぼす影響の大きさを認識し、審査強化期間中は、厳正な本人確認の重要性について申請者の理解を求 めながら、本人確認のための質問を重点的に実施するなどの対面審査を強化するとともに、不適正な申請と疑われる場合は、直ちに県特別旅券窓口(観光国際課別室)と協議、対応するほか、警察等関係機関と連携を密にして、旅券の不正取得の未然防止と撲滅を図ります。
5.参考
(1)なりすましによる旅券不正取得事案(外務省把握件数)
- 全国では、平成20年の155件をピークに年々減少傾向にあり、過去5年間に把握した不正取得数は、令和元年が8冊、令和2年が3冊、令和3年が3冊、令和4年は3冊、令和5年が5冊となっています。
- しかしながら、この数字はあくまで「把握件数」であって「発生件数」ではなく、潜在的な不正取得事案の把握が困難であることや、全国的にはブローカー等による悪質な事案が散見されることなどから、この種の事案が抑制されたと判断できるものではありません。
(2)周知用ポスター
関連リンク |
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