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活動内容
病害虫発生予察
『農作物有害動植物発生予察事業調査実施基準』に基づいて、普通作物、果樹、野菜及び花卉等の病害虫の発生予察を実施し、その調査結果をもとに毎月の病害虫発生予察月報を作成し、関係機関及び団体等に情報提供しています。発生予察には、圃場調査の他に予察灯やフェロモン剤等を用いたトラップ調査によるデータも利用します。
定期的な病害虫発生調査
斑点米カメムシ類の発生調査
ムギ類の赤かび子のう胞子飛散量調査
果樹カメムシ類のビーテイング調査
ヒノキ球果における果樹カメムシ類の口針鞘調査
果樹カメムシ類の越冬量調査
乾式トラップ:誘引剤をセット
予察灯に誘殺された害虫調査
果樹カメムシ類の誘引トラップ
誘引された果樹カメムシ
病害虫防除指導
病害虫の発生状況及び防除技術情報の的確な把握につとめ、関係機関、団体及び営農指導員との密接な連携により、病害虫の発生生態に応じた総合防除を実施しています。
その他の植物防疫
新規発生病害虫及び難防除病害虫、あるいは薬剤に対する感受性の低下にともなう有効薬剤の探索等、地域課題解決のための調査研究を実施しています。
侵入警戒調査
国内未発生又は一部地域のみで発生している重要病害虫が、未発生地域に侵入した場合、農作物に重大な被害や輸出に制限がかかるなど問題となる恐れがあります。これら重要病害虫が本県に侵入した場合に早期発見、対処できるように侵入警戒調査を行っています。
重要病害虫の生態等については植物防疫所HP<外部リンク>をご参照ください。