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~節水生活のススメと水の啓発~ 2.「水の大切さ」の啓発
(1)「水の日」及び「水の週間」について
8月1日は「水の日」、8月1日から7日までの一週間は「水の週間」です。
水は、海などから蒸発し、雨や雪となって地表を潤し、地下水や河川などを経て再び海に戻るという大循環を繰り返しています。
この循環の過程で、水は、生命の源となっていることはもちろん、田畑を潤し、社会・文化の繁栄を支えるなど、人々に大きな「恵み」を与えてくれますが、一方で、洪水や渇水といった「災い」をもたらすこともあります。
こうした水の「災い」から命や財産を守り、水の「恵み」を将来にわたって受けられるようにするには、水が、人の活動や環境保全に果たす機能を適切に保ちながら循環し続けていくこと、つまり、「健全な水循環」を維持していくことが重要になります。
この健全な水循環の維持や回復に向けた取り組みを進めていくため、「水循環基本法」が平成26年7月1日に施行されました。その中で、「国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めるようにするための日」として、8月1日を「水の日」とすることが定められ、閣議了解により昭和52年から続いてきた水の日が、法律で定められた日となりました。
水の日を初日とする一週間は、「水の週間」として、水資源の有限性や水の貴重さなどについて理解を深めるための様々な催しが全国で行われます。
- 第48回「水の日」及び「水の週間」関連行事のお知らせ(令和6年度)
(2)全日本中学生水の作文コンクール愛媛大会
渇水が頻発し、水不足に悩まされてきた本県では、県民の皆さんに限りある水資源の大切さについての理解を深めていただき、節水等の行動につなげていただくことが重要です。一方で、梅雨や台風の時期には洪水被害が頻繁に発生する地域もあり、水の怖さについて考えることも重要です。
このため、県では、次世代を担う中学生を対象とした「全日本中学生水の作文コンクール愛媛大会」を開催しており、優秀作文には知事賞を贈るとともに、全国大会の中央審査対象として国に推薦をしています[過去には、平成27年度に全国最高賞である「内閣総理大臣賞」を受賞したほか、優秀賞以上(国土交通大臣賞(平成26年度、令和4年度)・経済産業大臣賞(平成30年度、令和5年度)・全日本中学校長会会長賞(令和2年度))の受賞実績あり]。
〔令和6年度の受賞作品〕
令和6年度は、県内6校・7名の中学生から応募があり、このうち5作品を優秀作文として、知事賞を贈ることとしました。
また、この5作品を中央審査の対象として推薦したところ、佳作となりました。〔全国応募総数7,516名〕
詳しくは「令和6年度「全日本中学生水の作文コンクール」における入賞者(愛媛大会知事賞及び中央審査入選)について」
〔過去5年度の受賞作品〕
(3)水の週間パネル展
水の週間期間中、県庁の庁舎内において「水の週間パネル展」を開催し、全日本中学生水の作文コンクール愛媛大会の優秀作文を展示するなど、限りある水資源の大切さ等の啓発活動を行っています。