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2009(平成21)年工業統計 有形固定資産(従業者30人以上の事業所)
概要
平成21年末の従業者30人以上の事業所における有形固定資産(土地を含む)は1兆1,385億円で、年初に比べ418億円(-3.5%)の減少となりました。
同じく、有形固定資産投資総額(土地を含む)は1,384億円で、前年に比べ690億円(-33.3%)の減少となりました。
(1)有形固定資産年末現在高(年初現在高+取得額-除却額-減価償却額)
産業別構成比でみると、「パルプ」が2,954億円で25.9%、「化学」が2,311億円で20.3%となっておりこの2産業で全体の46.2%を占めています。
産業別に年初現在高と年末現在高を比較すると、増加した産業は、2産業、減少した産業は、17産業でした。
(2)投資総額(年間取得額+建設仮勘定増-建設仮勘定減)
平成21年1年間の投資総額を産業別にみると、「化学」が346億円で25.0%と最も高く、次いで「輸送用機械」が258億円で18.6%、「パルプ」が163億円で11.8%の順となっています。
さらに投資の内訳をみると、「機械・装置」が857億円と最も高く、次いで「建物・構築物」が293億円となりました。