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2002(平成14)年工業統計　在庫投資（従業者30人以上の事業所）

ページID：0002808 更新日：2017年12月6日印刷ページ表示

概要

平成14年末の従業者30人以上の事業所における在庫額は3,524億円で、年初に比べ35億円増加（年初比＋1.0％）となりました。

在庫額の内訳をみると、製造品在庫額が1,084億円で111億円の減、半製品・仕掛品価額が1,596億円で137億円の増、原材料等在庫額が844億円で9億円の増となっています。

年末在庫額の産業別構成比をみると、「輸送機械」が630億円で17.9%と最も高く、次いで、「化学」が560億円で15.9%、「一般機械」が455億円で12.9%、「パルプ」が425億円で12.1%となっており、この4産業で全体の58.8%を占めています。

産業別に年初現在高と年末現在高を比較すると、

増加した産業は、
「輸送機械」173億円増（年初比+37.8%）
「一般機械」12億円増（年初比+2.8%）
「プラスチック」6億円増（年初比+8.1%）
など11産業で、

減少した産業は、
「情報通信機械」66億円減（年初比-64.7%）
「金属」46億円減（年初比-31.5%）
「非鉄金属」35億円減（年初比-8.1%）
など12産業でした。

図7-1産業別年末在庫額構成比

製造品在庫率は平均で4.0%で、前年に比べ0.3ポイント低下しました。

産業別に比較すると、「輸送機械」、「精密機械」、「電子部品」などが低くなっており、逆に「衣服」、「窯業」、「化学」などが高くなっています。

産業別に前年と比較すると、上昇した産業は「鉄鋼」、「プラスチック」など9産業で、減少した産業は「電子部品」、「飲料・たばこ」など13産業でした。

（「精密機械」については、事業所情報保護のた秘匿としています。）

図7-2産業別製造品在庫率