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農業・農村の動き(令和4年5月)

ページID:0001842 更新日:2022年8月4日 印刷ページ表示

管内の農業・農村の動き、普及指導活動の状況をまとめました。

「ひめの凜」の普及拡大に向けた実証ほ設置

西予農業指導班は5月中・下旬に、「ひめの凜」の面積拡大及び高品質・高収量モデルの構築に向けた実証ほを7か所設置した。

管内の「ひめの凜」は、栽培面積33.7ヘクタール、(昨年30.2ヘクタール)認定栽培者46人(昨年37人)で、年々増加しており、栽培者の高品質・安定生産向けた関心も高まっている。

当班では今後、過去の実証成果を踏まえ、移植後30日の適期中干しの徹底や、月2回の生育調査を実施し、生育状況に応じた適正管理の指導により産地力強化を推進していく。

なお、本年は一部ほ場でいもち病の発生を確認。罹病苗(苗いもち)の移植とその置き苗が原因と考えられたことから、置き苗の撤去と応急防除を指導し、今後の発生拡大防止に努めている。

「ひめの凜」実証ほ指導

麦類の収穫適期を予測し、管理を徹底!

西予農業指導班は5月16日、JAひがしうわと連携し、麦類の適期刈取り時期を確認するため、生産者7人とほ場巡回を実施。

その結果、はだか麦の収穫適期日は5月18日から5月末頃、小麦は6月上旬頃からと予測。今後、適期刈取りの指導を行うこととしている。

管内の麦類の栽培面積は、はだか麦20ヘクタール(昨年比67%)、小麦180ヘクタール(昨年比106%)で、はだか麦の栽培面積が減少し小麦の面積が拡大している。

なお、一部ほ場で赤かび病の発生が見られたことから、当班では、今後の発生状況を注視するとともに適正な対策指導を行う。

麦の成熟期確認

加工・業務用青ねぎ生育・収穫予測システムの実用化に向け生育データを集積

西予農業指導班は5月18日、(株)百姓百品村と連携し、加工・業務用青ねぎの計画出荷に向けた生育・予測システムの実用化を目指し、生育データ集積のため、青ねぎ栽培ほ場で調査を実施した。

この調査は、予測値の精度向上を目的に実測値をシステムに反映するため実施しており、収穫期まで定期的に行う。

青ねぎほ場での生育調査を実施

加工・業務用青ねぎは、実需者との契約出荷となり定時・定量出荷が求められているが、露地栽培では、気象条件に左右されやすく、複数回収穫を繰り返すため、常にほ場ごとの生育状況把握に時間と手間を要しており、システムの活用により、計画出荷はもとより巡回に要する労働力の削減効果も期待できる。

当班では、より多くの生育データを集積することで、生育・予測システムの精度を高め、生産拡大につなげることを目指す。

青ねぎ生育調査

農業・農村の動き(令和4年5月)[PDFファイル/281KB]

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