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傷病鳥獣として保護したコウノトリ、東京の多摩動物公園へ!!
経緯
令和元年9月に松山市久谷で緊急保護したコウノトリ(国特別天然記念物:1羽、雌)は、とべ動物園で左翼骨折の治療として断翼手術を行い、その後飼育員等の適切な措置により順調に回復してきましたが、自力で飛べず放野が困難となっていました。
今般、このコウノトリが、飼育実績もある国内有数規模の多摩動物公園(東京都日野市)で飼育されることとなったことから、令和3年6月28日にとべ動物園から移送され、6月29日に無事に多摩動物公園に到着しました。
概要
孵化年月日 | 令和元年4月23日(2歳) |
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孵化場所 | 野外で孵化、水上巣塔(兵庫県豊岡市) |
巣立ち年月日 | 令和元年6月23日 |
保護年月日 | 令和元年9月25日 |
移送先 | 都立多摩動物公園(東京都日野市) |
移送日 | 令和3年6月28日(月曜日)から6月29日(火曜日) |
移送当日の様子(とべ動物園)
コウノトリは専用の檻から、移送用の箱に移した後、専門業者によって移送を開始しました。
←檻のなかでたたずむコウノトリ
移送後の様子(多摩動物公園)
多摩動物公園到着後、業者や動物園の飼育員、獣医師、県職員等立ち合いのもと、施設内に放鳥されました。本県から移送されたコウノトリも、多摩動物公園のコウノトリも、騒ぐことなく落ち着いた様子でした。
←コウノトリが飼育されている多摩動物公園の施設
←多摩動物公園の施設内に入るコウノトリ