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新型コロナウイルスの感染の確認等(6月30日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和4年6月30日(木曜日)11時00分~11時06分
場所:知事会議室
(南海放送(幹事社))
それでは時間になりましたので始めます。本日は県からの発表事項が2件あります。まず、新型コロナウイルス感染の確認等について、知事お願いします。
(知事)
おとといの記者会見で、県内この10日間ばかり感染が拡大基調にあると、増加傾向にあると、300人を超える状況になったということで、臨時で記者会見をさせていただきました。一度増えますと、クラスターの追い掛け等々が発生しますので、恐らく、しばらく多数の確認が続くと予想されます。ここで気を付けながら生活するかそうでないかによって、さらにその先の確認数も大きな影響を受けますので注意喚起を促したところでございます。
昨日は確認された陽性者、現時点の速報値で341名でございます。確定値は午後になりますので、整理した上で担当課の方からお知らせをさせていただきます。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。
愛媛だけでなく、地域によっては全国的に増加傾向に転じている所も見られてきております。県内すべての保健所管内で増加傾向にあり、特に児童施設、学校、職場、会食、スポーツ活動、こういったさまざまな場面で感染が発生しております。まだ精査中なんですが、特に今治市は58名で過去最多となる見通しでございます。ただ、松山が中心でありましたが、松山ももちろんレベルがまだ高いんですが、全県的に東予も南予も多く確認されているのが現状でございます。また、新規クラスターも今治では複数確認されています。また、県内の陽性者の大半はこれまでと同様、子供さん、若い世代が中心で、重症例や死亡例は変わりなく少ない状況でございます。長期に入院されていた方も、医療現場の賢明な治療によって回復されまして、現在のところ重症者はゼロでございます。現時点では病床使用率も低いんですけれども、これだけ分母が増えてくると医療の負荷も増大する可能性はゼロとは言い切れないということで十分注視していきたいと思います。
感染が続く中で社会経済活動を回していくウィズコロナのためにはもう繰り返しになりますが、一人一人の基本的な感染回避行動、これに尽きると思います。4月に県の警戒レベルを切り換えた時にお願いした前提条件、そこから4、5、6、7と状況変わっておりませんので、感染回避行動の徹底、特に会食のルールの順守をもう一度確認願います。参加者の体調確認、リスクの高い行動があったかどうかの確認、(会食では)長時間、大人数を避けるという、これはもう基本的なことでございますので、引き続き、くれぐれもよろしくお願いいたします。そして、ご自身だけでなく周囲に感性を広げた時の影響というのも事業活動や医療負荷にも直結しますので、そこもお考えいただきたいと思います。特に若い世代の方々、夏休みに入る前に、昨日もデータでお示したとおりでございますけども効果が数字上でも表れておりますので、3回目のワクチン接種、ぜひ検討していただきたいと思います。
なお、ここ数日、熱中症警戒アラートが発令されております。本当にマスクについては、感染防止と熱中症対策、使い分け非常に難しいと思いますけども、マスクの場面場面に応じた着脱、あるいは冷房中の換気、熱中症予防にも十分お気を付けいただきたいと思います。
(南海放送(幹事社))
ただ今の発表事項に関して、質問のある社はお願いします。
(南海放送)
すいません南海放送です。知事が経済活動との両立ということなんですけれども、これから夏休みも迎えるんですけれども、その方針はある程度感染者数が高くても変わらないということでよろしいですね。
(知事)
そうですね、医療現場、医療負荷だと思います。そこが最大のポイントになろうかと思いますので、ただきめ細かく注意を、状況を分析して県民の皆さんにお伝えし、そして拡大傾向にある市町については、特に市町単位で呼び掛け、対応を願いたいと。そういう小回りの利く対応策をやっていきたいというふうに思っています。
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