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新型コロナウイルスの感染の確認(1月11日公表分)に関する記者発表の要旨について
日時:令和3年1月11日(月曜日)15時00分~15時35分
場所:知事会議室
(知事)
昨日、県内で新たに27名の陽性者が確認されました。内訳は新規事例で13名。これはちょっと後ほど説明させていただきます。この新規6(事例)で13というのはそれなりの理由がございます。そして既存8事例で、こちらは積極的に検査が進んでおります。追い掛け作業の中で14名ということでございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。
また、本日、新たに三つのクラスターを公表させていただきます。内訳は、会食クラスターが二つ、そしてホストクラブのクラスターが一つでございます。こちらが先ほど新規6事例で13名になった理由とも関連しています。
まず一つ目は、156事例目、既に「飲食(店)クラスター4」として公表していたものでありますが、ここの飲食店の利用者2名と、それから193事例目として公表していた陽性者3名が別の場所、飲食店以外です。別の場所で会食をしていたことが確認されました。調査しているうちにつながりが見えたということでございます。これによって「飲食店クラスター4」を156-1事例とさせていただきます。これは今までのやつですね。それから、この派生として出てきた156-2、こちらを「会食クラスター5」とさせていただきます。分割して整理をいたします。その結果、これまで出していた193事例目、こちらは今の156-2事例目と統合いたしますので、欠番とさせていただきたいと思います。詳細は資料で今申し上げたようなことも記載されていますので、確認していただきたいと思います。
二つ目のクラスターは、198事例目。この198事例目において、複数家族での会食の場、これは飲食店以外でございます。こちらは八幡浜保健所管内のケースでございます。こちらもつながりました。飲食店以外の場所で複数の家族が会食をされておりまして、そちらでつながったということになりますので、「会食クラスター6」とさせていただきます。
三つ目は新規事例となりますが、特定の接待を行う飲食店、ホストクラブ、呼び掛けを行って従業員の皆さんもそれぞれ複数の店舗、検査に応じていただいています。そのうち1店舗でのみ従業員7名の陽性が確認されましたことから、「飲食店クラスター5」、こちらの新規ですね、こちらの方に出させていただきます。詳細は後ほど説明させていただきます。陽性者多いんですが、調査が進むうちにですね、つながりというものも見えてきました。しっかりと保健所の最前線、それぞれの保健所頑張っておりますので、皆さんにおかれましては、それぞれが感染回避行動、十分に行っていただきますようにお願い申し上げます。
昨日、県下全域への広がりの懸念、それから感染経路不明の増加、また、若い世代の感染拡大。この3点について特色が出てきているので、特に注意が必要とお知らせをさせていただきました。本日は、それらを最新のデータを用いて傾向を説明したいと思います。
まず、こちらがですね、年齢別の状況を11月、12月、1月と分けてグラフ化しております。11月はですね、学校のクラスター、それから飲食店のクラスター、高齢者施設でのクラスター、六つがほぼ同時に発生したという月でございましたので、その学校の関係の10代、それから飲食店の40代、そして高齢者施設の80代と、ここらあたりが多いのがこの11月の特色でございます。そして、12月、1月はご覧のとおり20代、30代、これが大幅に増加している。40代、これは働き盛りの世代が増加したという傾向が顕著に現れています。そして、この1月はさらにこの20代、30代が非常に多くなっているというのが、このグラフから読み取っていただけるんではなかろうかと思います
次に、実数ではなく陽性者の割合でパーセンテージで示させていただきました。こちらが今の愛媛県全人口の割合でございます。これに比べて、これが全体ですね、12月、1月の月別にこれを分析していきますと、12月の陽性確認、1月の陽性確認も顕著な特色が見られます。つまり、19歳以下、この青いところですね、あるいは60歳代以上、このオレンジのところ、ここはですね、全体の人口割合から見ると(陽性者に占める割合は)少ない。ただ、これに加えて20代、30代の(陽性者に)占める人口割合、これが20代、30代ですね、もう47%に1月は達しておりますから、いかに若い人たちの感染がここ最近多くなってるかということが読み取っていただけるんではなかろうかというふうに思います。
そこで、毎回皆さんに新規事例、既存事例として説明させていただいておりますが、その内容を分析した愛媛県のオリジナルの資料と言えます。県外から持ち帰り、あるいは友人間で感染が広がり、かかりつけ医で抗原検査などをして陽性が新たに確認される。これが新規事例として公表され続けています。そして、その一度確認された新規事例から濃厚接触者などの特定と検査が行われていき、関係者が陽性と判明したら翌日以降、既存事例として公表されております。最近の傾向を分析したところ、さらに顕著な特色は、先ほど1月に陽性が確認されたものは、半分程度が20代、30代と説明させていただきましたが、新規事例に限っていけば、20代、30代、新規事例では6割を占めております。10代以下や60代以上は新規事例として現れる割合は低く、むしろこちらの方は、この方々(20代、30代)からの家庭内感染、こちらによって濃厚接触者として検査を受け、陽性が判明すると。こういった方々の割合が2倍程度となっております。新規の割合の2倍程度ですね。20代、30代の若い世代で既に感染が広がっている可能性が懸念されます。この世代の方々は、年末年始も県内で広く行動していた事例が確認されております。松山市以外を含め県下全域の傾向でございます。1月26日までの特別警戒期間中、全ての方々に対してでありますが、特に20代、30代の方々はできるだけ人との接触を避けて、友人同士でも5人以上集まった会食は避けていただきたいと思います。愛媛県の感染状況拡大を防ぐには、この世代の協力がなかったらできません。その意識がなかなか広まらないと、家族の方々への感染が食い止められないということにもつながります。
昨日、成人の日、飲み会等々は控えてほしいとお願いしました。今回のデータからもですね、20代、30代の他の世代と全く異なる状況をお伝えさせていただきたいと思いますし、若い世代は重症化しないというふうに安直に考えないでいただきたいと思います。少ない事例ではありますが、これらの世代では後に時間が経ってから後遺症が出るという事例も報告され始めておりますので、今というものではなく、将来も含めて気を付けていただきたいというふうに思います。
そこで、陽性確認の具体的な例をここ(パネル)に6事例ばかりを示させていただきました。第一の例です。職場全体での忘年会・新年会ではないものの複数の職員が個別に会食を重ねる中で、結果として職場内での感染が拡大するケースがあります。二つ目、大人数で長時間の飲み会を行って職場や友人の間で感染が拡大した例があります。そしてこの中には体調が悪い、症状があるにもかかわらず参加した例もございました。三つ目、友人を自宅に招いた「宅飲み」、「鍋パーティー」、これによって感染が拡大した例も複数ございました。四つ目、お正月に複数の親族又は友人同士が集まり正月行事や会食を行う中で感染が拡大した例がございました。五つ目、これは帰省でございます。県外から帰省した者により家庭内で感染が拡大した例。県内でも普段同居していない者が実家に帰省し家庭内で感染が拡大した例。これもございました。そして六つ目は、県外に行かれた方。県外を訪れ、人との接触によって感染を県内に持ち帰ってそれが家庭内で拡大していったと、こういう事例。だいたいこの六つぐらいが傾向として顕著に出ておりますので、ぜひ皆さん一度ご確認をいただきたいというふうに思います。
それでは、昨日の検査結果でございます。まず、昨日確認されました陽性者27名の概要でございますが、年代としては20代から30代、40代、50代、働き盛りで8割以上23名が占められています。特に20代、30代で14名ですから、ここで半分というふうな数字になっています。こちらの方はホストクラブのクラスターもありましたので、本日も男性が多い状況になっています。地域別でみますと、やはり松山市が圧倒的に多いんですが、大洲市は先ほど申し上げましたとおり、いろいろなつながりも見えてまいりましたが、これをはじめ東予でも陽性が確認されております。散発的ではありますが確認されています。既存事例で家族などの濃厚接触者を検査する中で複数の陽性が確認されています。ただ、本当にすべきことはくどいようですが変わりません。一人一人の感染回避行動に努めることに尽きると思います。なお、松山市に加え、他の地域でも感染が広がっており、保健所それぞれの業務量が増大しております。年末年始もなく頑張ってくれています。
本日以降、協定に基づきまして、県医療技術大学から松山市保健所に、八幡浜市・大洲市から八幡浜保健所に、それぞれ保健師を派遣していただくこととなりました。ご支援、ご協力に感謝を申し上げたいと思います。チーム愛媛で乗り切っていきたいと思います。
感染経路でありますけれども、家庭内感染が8名、会食・飲食店が10名と引き続き多い傾向が出ています。本日は医療機関で1名、福祉関係で2名が確認されております。このうち福祉関係については、これまで陽性が確認された職員、利用者が所在するエリアの関係者の検査は全て実施をいたしました。そして、これ以上感染がそこから拡大することはないと思っておりますが、ただ、この中で注意深く健康観察を行ってきますが、お年寄りもいらっしゃいますので、少し遅れて症状が出て陽性になるという可能性はあるというふうに思っておりますので、しっかりと対応をしていきたいというふうに思います。なお、医療機関も含めて、こちらは今日、明日かなりやることになっておりまして、必要な検査を実施していただきますので、まずは冷静に受け止めていただきたいと思います。
次に、入退院の状況ですけれども、昨日は3名増えまして69名。これは今までの最高が68(名)ですから、それを超えるという状況になりました。重症者は変わらず2名。医療現場の負担は非常に高まってきております。69(名)でございますので、まだ病床数には余裕がありますが、高齢者の方が入所で増えてきますと入院日数が長くなり、そして介護等のケアも必要となって投入する医療資源、人員がどんどん増えていきます。その人の確保の問題が出てきますから、病床があっても人が足らないという現象も生まれてくる可能性が十分にありますので、なんとか増えないように踏ん張りどころというふうに思っておりますので、そのためには新規の感染を抑えるということが最大のポイントになってまいりますのでよろしくお願いいたします。
一方で、宿泊施設に入られた方は4名増えて46名。そして、自宅療養を選択された方、強制力が今の段階ではございません。今後は国の方で法改正が準備されておりまして、医師が宿泊施設に入っていただく必要ありというふうに判断した場合は、義務というふうなことになる方向で今法改正の準備が進められております。この段階では強制力はないということでございますので、選択をされた方が11名増えて118名ということになっております。そういうことで、この自宅療養をされている方は、ともかく2週間の自宅待機、健康観察期間、しっかり守っていただく必要がありますので、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。
次に、昨日の検査全体ですけれども、行政検査215件、これプラスかかりつけ医の先生方が行っている抗原検査が別にここには出ていませんが150件ぐらいはあろうかと思います。一週間に1回加算いたします。このうち188件が陰性。そして27件の陽性が確認されました。かかりつけの先生からこちらだけは毎日上がってきます。抗原検査の陽性は1件この中に含まれております。
では、各事例での進捗状況でございますが、私の方からは封じ込め、囲い込みの進捗状況のほか、調査中事例ではクラスター関係を中心に説明させていただきます。その他の個々の事例については家族さんだけで検査が行われて陽性がぽつっと出るとか、今の段階に広がりというものがあまり懸念材料がないという事例については、後ほどの事務レクの方で説明させていただきますので、それと配布資料の方で確認をしていただけたらというふうに思います。
まず、対処事例1、封じ込め事例は変更はございません。
次に、囲い込み事例でございますが、この125事例目、「会食クラスター3」と「医療クラスター2」が入っている事例でございますが、非常に多くの検査、340人を超える検査が実施された事例でございますけれども、昨日は念のため検査を12名行いまして、1人陽性が確認されました。ただ、この方は囲い込みの中での陽性確認でございます。濃厚接触者はいらっしゃいません。ここから広がる懸念はないということでございます。そして、(パネルの)この下5事例、こちらについては全て調査と検査が完了しましたので、濃厚接触者の自宅待機、健康観察を残すのみとなったので、囲い込み事例に入れさせていただきます。
それでは次に、まず、この156-2(事例目)の「会食クラスター5」について説明させていただきます。これ156-2ですから、今日からクラスター認定したもので、枝分かれのやつですね。陽性確認された156事例目の2名と、欠番に今日からしました193事例目の6名を統合し、156-2事例で「会食クラスター5」として認定をいたします。飲食店での会食ではございません。昨日は10名を検査しまして、1名の陽性が確認されました。この結果、このクラスターの内訳は、会食参加者5名、それから会食以外の者4名、合計9名ということになります。
次に、「会食クラスター6」。198事例目、八幡浜保健所管内、大洲市内でございます。こちらは大洲市内で、複数家族の会食によるクラスターが発生したということで、「会食クラスター6」と認定させていただきます。昨日は幅広く52名を検査いたしまして、4名の陽性が確認されました。この結果、「会食クラスター6」の陽性者の内訳は、会食参加者1人増えて8名、会食参加者以外の者3名増えて3名、合計11名となっています。なお、この二つのクラスターについては、今なお保健所の方で調査が継続中でございます。
その他の調査中事例ですけれども、今治警察署の事例、これもまだあと2日ぐらいは検査、潜伏期間の関係で順番待ちになっていますが行ってまいります。これをはじめ、他の調査中事例でも、(パネルの)こちらですね、この赤いところ、さっき申し上げたように、家庭内とか分かってる範囲での散発的な陽性がありますけども、そういったところは調査および検査が継続しているということでございます。そして、(パネルの)ここから下のこの黒いところは全て検査はやっていますが、陽性確認は出ていないケースで、広がりが見られない事例として調査は続行中というものでございます。
そして、新規事例でございます。(パネルの)こちらの星印、こちらでございますが、飲食店の従業員12名を検査した結果、7名の陽性が確認されました。このため、「飲食店クラスター5」として認定をいたします。なかなかどうなっているか分かりづらいケースでございます。1月4日からあえて呼び掛けをさせていただきましたホストクラブ、同一店舗内での陽性確認、1店舗での陽性確認でございます。現在、保健所において店内の感染防止対策をはじめ、検査対象者の特定など速やかに調査を進めております。その他のホストクラブでも日々、ホストクラブとして呼び掛けましたので、応じていただいて検査が進められておりますが、現在のところ系列店ではない他のお店では感染はゼロということでございます。
年末年始、ホストクラブでの感染が懸念されてから一定の期間が経過しています。もしかしたら年末年始の間に2次感染、3次感染と広がっている可能性は否定できるものではございません。クラスターが発生したホストクラブ側から聞き取りを進めておりますが、スタッフから7名の感染が判明し、ここはもうできれば自主的に店舗名を公表していただきたい。あるいは、「真野さん」や「おおたさん」のように保健所による公表に同意をいただきたい。これを私の方からはお願い申し上げたいと思います。同意がない場合、これは松山市以外の同意がないケースでも感染拡大の恐れがあるときは、保健所を有する首長が公表の権限を持ちますので、松山市以外は私でできるんですが、松山市は中核市で市の保健所になりますので、最終的な判断は、まずお店がどうするか、そして、それでも保健所との相談で公表の必要があるというふうな判断が出る場合は、これはもう市長の判断になります。私の権限ではないのでここらあたりはじっくりと考えてお決めいただきたいというふうに思います。
一方、このようにですね、保健所の調査への協力が得られにくいケースが全国でも少し出てきて多くなってきています。その結果、今、国の方では法改正の準備が始まっておりまして、保健所の調査拒否、それから虚偽報告については罰則規定を設けるという方向性で法改正の準備が進んでいるということも併せてご報告させていただきたいと思います。
この店舗かどうかを問わず、ホストクラブをはじめ、接客を伴う飲食店を利用した方、従業員の方で体調不良を感じた方は早期の発見、そして、早期の囲い込みが感染拡大防止につながりますので、個人の特定につながるような公表は本当に注意深く行わないように気を付けていますので、ぜひ躊躇(ちゅうちょ)することなくお住まいの地域の保健所まで連絡をいただきたいというふうに思います。
最後に、県内では1月5日の公表以降、7日連続で20名以上の感染が続いております。その結果、特別警戒期間を設けて約2週間、皆さんにさらなる注意をお願いしております。感染拡大地域との往来や、出張自粛、会食での注意事項の徹底、日々の健康管理への注意事項、これら全てもう1回皆さん受け止めていただきまして、実践していただきますようにお願いを申し上げたいと思います。以上です。
(テレビ愛媛)
20代、30代の感染者が半分ほどを占めているということで、松山市の方は見回り等やっているかと思うが、例えば、県警でこう巡回指導だとかそういったことなどは考えているか。
(知事)
なんというんですかね。これはやっぱり保健所の感染の呼び掛けですから、警察という組織が主体となるケースではございません。ただ、保健所からの要請によって、例えば、安全対策とかですね。そういうところについての協力という布陣は敷いてるというふうには思っています。
(朝日新聞)
ホストクラブの件について、一応店名の公表を、自主公表ということを今知事としては求めているが、これは別途、直接求めているのか。
(知事)
保健所の方からになります。松山市保健所から。
(朝日新聞)
(松山市保健所)からはもう依頼済みということ。
(知事)
はい。そうです。
(愛媛新聞)
そのホストクラブに関して店名の公表をというのは、まだ感染の実態は全く把握できてない状況だと考えているのか。
(知事)
微妙なとこじゃないかなというのが。これはちょっともう本当に現場のね。最終的には保健所の判断になりますから、これは分かりません。結果がどうなるか。ただ、今の段階、個人としては微妙なところじゃないかなというふうには思っています。
(愛媛新聞)
利用客の方が把握できていないというような。
(知事)
それらも含めて。
(NHK)
今後、高齢者の長期入院などが増えると医療従事者の数が足りなくなるのではという話があったが、今後あらためてまたそういったところで対応とか考えていることはあるか。
(知事)
今ですね、例えば、宿泊施設の方ではですね、愛媛県の医師会の先生方が順番に交代制の布陣を敷いていただきまして、お出ましいただいています。それから、こうしたところも含めた看護師さんの手配については、県の看護協会の方が懸命になって、私からも今休まれている看護師さんぜひ手を挙げてほしいという呼び掛けをさせていただきましたが、そういった方々も来ていただいていますので、それらの配置等については看護協会さんの方で頑張っていただいているところでございます。それから、県立中央病院の方は重症病床の増設に向けた準備をしているところでございます。ただ問題はやっぱり人だと思いますね。
(NHK)
そういったところで今後さらに呼び掛けたりとか、そういったことはするのか。
(知事)
もちろんずっと呼び掛けます。呼び掛け続けます。
(朝日新聞)
表現の問題だが、医療機関69人、今入院中ということで、この状況というのは、今の県内の医療状況として逼迫(ひっぱく)というところまで言える状況なのか。
(知事)
なんというんですかね、微妙なところだと思うんですけど。例えば、大丈夫ですと言えば、まだ大丈夫だと受け止められてしまうことにもつながりますよね。だから、やっぱり厳しいというふうに認識していただいた方がいいというふうに思っています。東京とか首都圏や関東圏というような状況ではないですけども、ともかくこの感染拡大のスピードを考えると一気にということも想定しておかなければなりませんので、そういう中で厳しいということが今の段階ではなかろうかなというふうに思っています。
(愛媛新聞)
先ほど、20代、30代が非常に増えてきているということだが、この20、30代にその危機意識を植え付ける上で、愛媛県さんの方で独自にアプローチしていることとか、今後はどういうふうに20代、30代のその感染を防ぐかという、そういう啓発に関して何か取り組もうと思われてることはあるか。
(知事)
そうですね。これはもう毎日毎日言い続けるしかないと思っています。そういう意味では、私も記者会見で毎日メッセージを送りたいと思いますし、また、本当に今回マスコミの皆さんが丁寧にニュースで取り上げていただいておりますので、もうこれが最大の啓発につながってるのではなかろうかというふうに思います。そして、もう一つは、やはり学校関係ですね。こういったところには文章等々で呼び掛けを徹底していただくように要請していますので、それらも含めて動いていただいていると思いますから、これをまたかと言われるぐらいしつこく繰り返すということに尽きるのではなかろうかと思っています。
(朝日新聞)
警察官の感染というのは今日はないか。
(知事)
ないですね。まだあと2回ぐらいは検査が必要だと思っています。
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