ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 健康衛生局 > 健康増進課 > 新型コロナウイルスの感染の確認(1月6日公表分)に関する記者発表の要旨について

本文

新型コロナウイルスの感染の確認(1月6日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017270 更新日:2021年1月8日 印刷ページ表示

日時:令和3年1月6日(水曜日)15時00分~15時37分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 昨日、県内で新たに23名の陽性者が確認されています。内訳は、新規の事例は6事例ですので、これまで同様1桁では収まっています。ただ、その中に1事例で複数の確認がなされているものもありますので、新規は6事例で8名、そして、どんどんどんどん今検査も既存事例で進んでいますので、既存事例7事例で15名となります。合計で23名。陽性が確認された方にお見舞い申し上げさせていただきます。

 20名を超える陽性確認でありますが、既存事例に関する迅速な調査と検査を進める中で、昨日の段階で、ひょっとしたらクラスターになるんではないかというケースを申し上げさせていただきました。そうならなければなと願っていたんですが、やはり検査が進む中で二つの飲食店クラスターが確認されています。いずれも松山市でございます。これはこれからですね、「飲食店クラスター3」、「飲食店クラスター4」とさせていただきます。1と2は(スナック)真野さん、ラウンジ太田さん。こちらはいちげん客の多いお店でしたから、店名の公表に同意いただいて、広く呼び掛けたケースが「飲食店クラスター1、2」でございます。この「飲食店クラスター3」は接待を伴う飲食店で、「飲食店クラスター4」は居酒屋で発生しております。いずれも店側の全面的な協力を得ていまして、この2店ともお客さんを把握しておられます。そして全面的に調査にも協力していただいておりまして、お客さんの特定、そしてお客さんへの連絡、従業員等への幅広の検査等、全面協力をいただく中で対処をしておりますので、そういう意味で早期にクラスターの発見につながったものでございます。

 12月下旬には三つの感染リスクを説明しましたが、ここ数日の陽性確認はもうご案内のとおり年末年始の、特に会食を含めた、これは飲食店、自宅を問わず親しい人たちとの集まり、そして県内、県外も含めた年末年始の移動、これによって感染が広がり、さらにこれが家庭内での感染にもつながるというふうなことが、ここ2日間の20人以上に現れております。つまり、「年末のリスク1」、12月中、下旬ですね、それから「年末のリスク2」、年末年始に呼び掛けさせていただいたこの二つのリスクが顕在化して現れてきているというのが今の段階ではなかろうかと思います。

 年末年始も診療いただいた松山市急患医療センターでは受診した患者数は、実は例年の半分程度で、インフルエンザが全く感染拡大の兆候が見られないということもあると思います。そういう中でございますので、医療体制が不足していた状況ではないんですけれども、最近の陽性確認の中には、症状があっても医療機関を受診せずに会食に参加をされたり、人と会ったりするケースも見られます。多くの方々は静かに年末年始を過ごしていただいたと思いますが、かなり活動的に行動されていた方も相当数いらっしゃると思われます。日常的に過ごす人以外との接触は、やはり感染リスクが高いという状況に今はあるということをあらためて申し上げさせていただきたいと思います。新たなクラスターも二つ確認されましたが、こういうかたちでどんどんどんどん検査を広めていますので、陽性確認の数がしばらくは落ち着くことは少なくとも今週はないんじゃないかなというふうには感じております。ある程度は続いていく、ともかくこのヤマを越えるということで全力を尽くしてまいります。そしてまだ顕在化していない、これから問題になってきます「感染リスク3」、年始、年明け以降のリスクでございます。一昨日から仕事始めで社会活動の再開が始まりましたが、この感染拡大は場合によってはこれから出てくる可能性は十分あります。職場、学校、そして会食での新たな感染拡大に気を付けなければなりません。特に、昨日松山市では検査に協力をいただけないケースも出ているため、市中感染のまん延の一歩手前、市中感染の一歩手前ではございません。まん延の一歩手前と申し上げたとおり強く心配しています。年末年始に遊び歩いていた人だけが感染するのではございません。誰もが自分のこととして感染回避行動に強く気を使っていただきたいと思います。一気に感染拡大に向かってしまうのか、何とかこの年末のヤマを越えて踏みとどまれるのか、今が瀬戸際でございます。年始以降の状況がここに覆いかぶさって感染が拡大した場合は、経済活動の制限につながるような要請を出さざるを得なくなってくる可能性もございます。企業や団体においてもテレワークの拡大や時差出勤の拡大を要請する可能性も出てきてしまいますので、もしもの時に備えて、必要な準備だけはお願いしたいと思います。

 医療に関し、現時点で全県的に医療提供体制が逼迫(ひっぱく)をしているという状況ではございませんが、医療が必要な陽性者の皆さんにおいては全員入院をしていただいている状況にあります。ただし、陽性者が集中し、多くの患者を受け入れている松山圏域の医療現場の負荷、ここは集中的に大幅に増加しています。一般医療については、患者さんのご理解もいただきながら、一部の診療制限を行わざるを得ない状況となってきています。医療現場では途切れることのない緊張状態の中で、医療従事者の方々の疲労も蓄積されてきていますので、これ以上の負荷を掛けるわけにはいかないというふうに思います。ぜひそれには新規の感染者数を抑えるということが最も大切な視点でございますのでよろしくお願いします。特に、松山市にお住まいの方、十分に気を付けられてください。そして松山圏域以外の医療機関におかれましては、こうした状況を踏まえて患者の受け入れにご協力をいただいていることをあらためて感謝を申し上げたいと思います

 それでは状況でございますが、昨日確認されました23名の状況については、年代はだいたいこちらの(パネルの)方にそろえています。10代から70代まで幅広く分布していますが、今回クラスターが発生して、比較的ご高齢の方のご利用が目立つお店ということもあってですね、60代、70代の高齢者世代が9名で、約4割を占めています。ですからご高齢、基礎疾患をお持ちの方、重症化しやすいということを考えると、このあたりはちょっと懸念事項でございます。そして、引き続き松山市が19名でございますので陽性確認が多いと。ただし、昨日に続き松山市以外、そして県外も確認、散発的に確認されていることは申し添えさせていただきます。また、調査中の方々も含めてですね、本日も会食関係が9名いらっしゃいます。ただ、これはお店だけではなく自宅での飲食、会食もございます。共通しているのは、アルコールが入った場ではどうしても注意がおろそかになりがちな点もございますので、十分注意を願います。

 次に入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は53名、これは退院された方もいて、同じ人数だけ今回入院されていますので、変更はございません。宿泊療養施設は6名増えて30名、自宅療養については8名増えて42名、退院となって回復された方が9名増えて403名という状況でございます。

 それでは検査状況でございます。まず、対象事例115から151、155、158の4事例。これについては国の定める健康観察期間も無事終了しまして、変化も見られず、封じ込めに入れさせていただきます。

 次に、対処事例の2、囲い込みの状況でございます。まず137事例目、赤になっていますが、こちらは既に陰性が1回確認されて、自宅待機、健康観察中に症状が現れた濃厚接触者1名、この方を再検査しましたところ陽性が確認されました。囲い込みの中での陽性確認でございますので、ここから感染が広がる懸念はございません。

 そして、その後の132、133、143、153、165、この5事例につきましては、全ての調査、そして検査も終了し、囲い込みが完了したところでございまして、残すところは濃厚接触者の自宅待機と健康観察がこれから続いていくというケースで、囲い込みにこの5事例は今日から入れさせていただきます。

 次に調査中事例でございます。進捗のあったものを説明させていただきます。なおこの3事例については昨日は検査が行われておりません。調査が続行中ということでございます。まず117事例目、松山市保健所のケースですけども、症状が現れた濃厚接触者1名を検査し、陽性が確認されました。この方も自宅待機、健康観察中の方で一度陰性が出た方でございますので、濃厚接触者はさらには存在しないというケースなので、感染拡大の問題はございません。

 125事例目でございます。こちらは医療機関クラスターと会食クラスターが入っているケース、事例でございます。会食の方はもう囲い込みが完了していますが、医療機関クラスターはまだ調査続行中でございまして、職員、患者の48名を一気にもう一度検査を実施し、職員1名の陽性が確認されました。一度は陰性が出ている方でございます。この方は12月29日に陰性が確認されていました。しかしながら、昨日公表した患者さん1名の陽性確認を受けまして、あらためて患者さん、職員さん全員の検査を一気に行ったところでございます。その中で1名だけ陽性が確認されました。その結果、この医療機関クラスターは職員が1人増えて陽性者4名、患者さんが6名、医療機関以外の方が6名、合計16名の陽性確認となります。参考までに「会食クラスター3」、こちらの中に入ってる分は5名の陽性確認で変更はございません。

 136事例目でございます。冒頭で説明した接待を伴う飲食店での「飲食クラスター3」でございます。この時点ではこれまでに同じ飲食店の従業員さん4名、従業員と店以外で接触のあった方2名、計6名の陽性が確認されていました。昨日、このお店の従業員さん3名を検査したところ1名が陽性となりましたので、同じ店の従業員の陽性者が5名となりましたことから、クラスターと松山市保健所が判断いたしました。内訳は従業員さんが1名で5名、店以外のものが2名、合計7名ということになります。このお店は冒頭話したとおり接待を伴う飲食店ではありますが、これまでにですね、陽性が確認された従業員さんは利用客とはごく短時間しか接触をしておらず、基本的にはお店の裏方の業務を担当されている方でございます。保健所の調査でも利用客に感染されるなど、外に広がっている可能性は低いのではないかなというふうには捉えていたんですが、念のため感染状況の速やかな把握に向け、店側の全面的な協力をいただきまして、これまでに40名程度の検査を行ってきた結果、新たに従業員1名の陽性が確認されました。このお店、お客さんの把握はできているということで、お店から個別に全員に連絡を取っていただき、体調を確認の上、必要に応じて保健所への連絡を促す体制は取れているところでございます。なお、この飲食店が営業していた12月30日までに利用された方で個別に連絡を受けた方は、ご自身の体調管理には十分注意いただくとともに、体調に異変がある場合は管轄の保健所に速やかに連絡をいただきますようにお願いを申し上げます。接客を担当する従業員の検査もどんどん進んでおりまして、現時点では全員陰性が確認されております。裏方さんの方に出てたということでございます。年明けからこの店は営業をしておりません。そういうことで、前のいちげん客で把握はできないという飲食店のケースとは違いますので、全面的なご協力ということとお客さんへの連絡も全部把握できていて、やっていただいてるということで店舗名の公表は必要ないと考えております。なお、ただしホストクラブの関係もございます。昨日も利用された方が若干連絡をいただきましたが、依然として従業員さんは連絡がございませんし、経営者の方から店舗名等々の連絡も全くございません。このケースそういったこともありますので、このケースに限らず、広く年末年始に接待を伴う飲食店を利用され、体調に異変を感じた方々は、人との接触を避け、ちょっとでも体調異変がありましたらすぐに医療機関を受診していただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

 次に152事例目でございます。こちらでは昨日4名の検査が行われまして、2名の陽性が確認されました。こちら、事例としては合計8名になっていますが、家庭内での感染が多くですね、こちらも昨日申し上げましたとおり、この段階でもクラスターではございません。認定はいたしません。(発生したのは)1カ所ではないということでございます。

 次に156事例目で、これは昨日ひょっとしたらクラスターになる可能性もあるということを申し上げさせていただきましたが、残念ながらクラスターとなりました。居酒屋でございます。こちらのケースでは、昨日17名の検査を実施しまして、この飲食店の利用客7名の陽性が確認されました。昨日までに確認されていたお客さんおよび従業員5名と合わせて合計13名の陽性確認となりましたことから、クラスターの認定を松山市保健所がいたしました。内訳は従業員さんが2名、お客さんが7名増えて10名、店以外の者が1名いらっしゃって合計13名ということになります。(※1)1月3日にこの飲食店の関係者の陽性が確認されてから、こちらのお店もですね、中心部にはなくて、本当にコミュニティの中で近くの人が集うような感じなんですけども、そういう意味ではいちげん客の方はいらっしゃらなくてですね、お客さんは把握できているケースでございます。そしてお店の方もですね、速やかにお客さん全員に連絡を取っていただきました。その結果、5日、6日、一昨日、昨日での2日間で利用客等24名検査をすぐに行うことができました。そういう意味で感染の広がりを早期に把握することができています。もちろんここから先もまだ調査続いております。常連の方々が集う店ということもあったので、把握が早かったということもございます。残りのお客さんも若干まだ残っておりまして、本日検査を行う予定でございます。年明け以降、この店も営業しておりません。その結果、調査への協力、お客さんへの呼び掛け、把握、そして検査のスムーズな進行ということもありますので、この段階で店舗名の公表は必要ないと考えております。

 次に160事例目でございます。こちらのケースでは、昨日20名を検査いたしまして、2名の陽性が確認されました。5人になりましたけども、こちらも1カ所での発生ではございませんので、クラスターの認定はいたしません。これも引き続き調査が続けられております。その他の調査中事例は、陽性確認がございません。

 150事例目以下、(パネルの)こちらですね、検査は先ほどのこちらの一番最初のところ(対処事例3)は関係者の検査がなかったです。こちら(150事例目以下の7事例)は検査はありましたけども、全員陰性が確認されて、新たな陽性者が出ていないということで取りまとめて、7事例はこのかたちで載せさせていただきます。

 それから、次がですね、新規6事例。これもひとくくりにさせていただきました。6事例で8名の陽性を確認してます。今後保健所において聞き取りを進めて、検査対象者や感染経路を把握してまいります。なお、この中にですね、1件だけ、宇和島保健所管内、宇和島保健所の届出のあった事例が一つあります。これは届け出られた保健所としています。(※2)ただし、この方は宇和島保健所管内の市町にお住まいの方ではございません。たまたま宇和島に行った時に症状が出て、(届け出が)保健所に来たというケースですので、その点ちょっと取り扱いを注意していただけたらと思います。

 ただですね、1点ちょっと心配な点がどの事例とは申し上げませんが、こういうこともあるのかなと思います。濃厚接触者は2週間は自宅待機、健康観察期間をお願いしてます。(※3)ただ、それが終わるのを待たずに外に出られて行動された方も出ています。これ、感染の確率、非常に高くなります。ともかく家庭内にあっても十分感染防止をしていただき、少なくとも健康観察期間2週間はじっとしていただきたい。もう大丈夫だろうといって緩んで外に出ることがご自身だけでなく、他人に感染させるということになりますので、この期間はぜひ自宅待機を続けていただきたい。これが前提でやっていますので、そこを外されてしまうと感染リスクの抑止に支障が来してまいりますので、この点はくれぐれも自宅待機の方には守っていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

 属性でございます。また本日公表した陽性者の中には3名の学校関係者がいらっしゃいます。ただし冬休み中で現段階では学校に行かれてないので、学校関係者への広がりは確認されませんので、ご安心をいただきたいと思います。

 最後に、昨日は全国で4,900人(超)の感染が確認されました。今日は東京都が1,500人を超えたということも報道されています。過去最多の状況が続いています。7日には1都3県で緊急事態宣言が発令されるというような見込みでございます。この東京以外の3県も過去最多の感染者数が報告されています。想像以上のスピードで拡大が続いている状況にあります。そして東京の感染は、既にもう7割が感染経路不明。その中には飲食店経由のものもあり、そしてそこから家庭内へ持ち込まれて、感染拡大が確認されているのもあると見ているそうです。そのため政府は緊急事態宣言において、感染対策の急所である飲食店での会食をターゲットに対策を集中させる方針という報道がありました。本県においても本日二つの飲食店クラスターの確認を公表しましたが、今後、首都圏と同様の傾向が出る可能性は何としても阻止しなければなりません。会食の注意事項を守っていただきたいと思います。大人数、長時間の会食は行わない。体調不良の方は参加しない。参加させない。感染拡大地域での滞在を含め、2週間以内にリスクの高い行動をしたそういったことの可能性のある方は、親族や親しい間柄であっても会食はしない。年間恒例の会食であっても、場合によっては開催を見送る。誘われても断る。この徹底だけはくれぐれもお願いしたいというふうに思います。飲食店においてはあらためて業種ごとのガイドラインの確認を願い、しっかりと守って、そして訪れるお客さんも気を付けるべき点を留意しながら、その範囲の中で会食をお楽しみいただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。以上です。

 

(あいテレビ)

 先ほど2週間の自宅待機と健康観察が終わるのを待たずに行動した人もいるということだが、ここからまた感染が広がったということが見受けられたということなのか。

 

(知事)

 まだ調査中なんですけど、可能性は出てくると思います。

 

(あいテレビ)

 あらためてそのあたりの呼び掛けというのはいかがか。

 

(知事)

 そうですね。保健所はですね、自宅待機・健康観察中の方については、毎日連絡をして確認をする作業を続けています。そういった方々も努力していますので、ぜひ守っていただきたい。そこで守らずに外に出て、たまたま電話があった時に、「(自宅で)じっとしていました」と言われてもですね、これ、もうどうしようもないですね。だからこれだけは守っていただきたいとあらためてお願いしたいと思います。

 

(テレビ愛媛)

 今後感染が続いた場合、経済活動の制限やテレワークのさらなる要請などの可能性があるということだが、どの段階でまた、例えば今週中にこういう状況が続けば。

 

(知事)

 いや、まだ分からないです。というのはですね、これもちょっと分析(とか)、この毎日毎日のチェックの中で判断していかないといけないし、また専門家の先生方にも意見も聞かなければいけないと思いますが、皮膚感覚では今、今日も新規の事例では抗原検査はかかりつけの先生が幅広くやっていただく中で、何とか1桁に収まっている状況でございます。そしてまた、その新規もある程度、例えば帰省で帰ってきた方との接触があったとか、あるいはその延長で家族に広がったケースであるとか、飲食も含めてですね、だいたい見えているんで、そういう段階ではまだそこまでの必要はないだろうと思います。ただこれがもう本当に先ほどのホストクラブではないですけども、そういうところがどーと広めてしまって、何が、どこでというのが分からなくなってくると、これは市中感染がまん延しているという状況であるというふうに判断せざるを得なくなりますので、そこらあたりは今後の新規の出方というのが鍵を握っているのではないかなというふうに思っています。

 

(南海放送)

 この状況下での対策について、昨日松山市の方では広報車、それから防災無線での注意喚起を引き続き行っていくという方針を示されたが、例えば、ホストクラブを一軒一軒訪問指導するとか、そういったより具体的な対策も考えられるかと思う。県として、(松山)市に求める対策とかはあるのか。

 

(知事)

 そうですね、これはまず本当に基礎自治体が主体となって考えていただきたい。われわれ県も入院調整とかですね、全体の指揮であるとか、そちらで手いっぱいでございますので、集中している松山市さんが一体何ができるのか、何をしなければならないのかということを議論する中で、やれるものはどんどんやっていかれたらどうかなというふうに思います。

 

(愛媛新聞)

 ホストクラブの関連で、知事が経営者の方とか従業員からはまだ連絡はないと強調されたかと思うが、これはその体調不良とかではなく、心当たりがある経営者の方には連絡をしてほしいということなのか。

 

(知事)

 もちろんそうです、はい。もちろん、もうおそらくですね、こうしたニュースで取り上げていただいてるので、届いてはいると思うんですね。だからもう公表しませんから、安心して連絡ほしいんですよ。「うちの店です」と、「従業員何人いますよ」と、「お客さんとの把握状況はこうですよ」と、言えば作業ができるんですけども、その取っ掛かりが何もないので、作業ができないという状況なんですね。ですから、もう広く広範にお店が特定できない以上は業種そのもの全体を取り上げて、何か異変があったら連絡してくださいというふうに言わざるを得ない状況から脱出できていないということでございます。

 

(愛媛新聞)

 松山市内のホストクラブの店舗で、利用客の方の感染が確認されたというようなことで、一時営業停止しているところがあるというふうに聞くが、そのあたり、把握はしているのか。

 

(知事)

 僕はちょっとそこまで直接は聞いてないんですけども、例えば開いているところもあるということですよね。でも開いているところが対象であることももちろんあるし、あえてそういった休業ですと言ってるところがひょっとしたら対象かもしれない。だからそれをもってどこだということはちょっと断定できないですね。

 

(あいテレビ)

 話は変わるが、文科省の昨日付けの通知の中に、児童生徒や教職員の中に感染者が発生した場合に、感染者が1人発生したことのみをもって学校全体の臨時休業を行うことは控えてほしいというようなことがあったが、これを受けての県の対応としてはどのように考えているか。

 

(知事)

 これまでずっと県の対応はやはり感染を広げないということを第一に考えていますから、今までどおりの対応を続けていきたいというふうに思っています。すなわち、感染が確認されて接触等々のリスクがあった場合は、その学校をやはり念のため休業にし、そして速やかに調査を行って、広がる可能性があるのかないのかを確認した上で再開ということを基本にしていきたいと思っています。それはそういうふうにやるということを教育委員会から聞いているところでございます。

 

(NHK)

 飲食店のクラスターが新たに発生したということで、今後営業の短縮とかそういったことを求める予定はないのか。

 

(知事)

 先ほど申し上げましたように、市中感染がまん延しているという状況に至って、それを判断というのは新規の状況とか、事例というものを分析する中で見えてくると思いますが、そういったときには経済活動を制限するようなということをあえて申し上げさせていただきましたが、当然そういった制限の中に選択肢としては入ってくると思いますけども、例えばそれが全県下というわけではなくて、学校もそうなんですけども、やっぱり今ちょっと気を付けるべきはやっぱり松山市ですから、そこの対策をどうするのかということになろうかと思います。ただ、今の段階では、飲食店が全てみたいなね、取り上げられ方、受け止めをされる方がいるかもしれませんが、決してそうではなくてですね、やはりちゃんとした対策をお店が行って、訪れたお客さんも気を付けるべき点は注意すれば、これはもう発生していないんですよ、大半は。ですから、例えばいろいろ分析していくとですね、もう長時間ワイワイやっていた、マスクも誰もしていない、カラオケもマイク使い回し、そういうところが発生しています。

 

(愛媛新聞)

 首都圏との往来について、受験シーズンになっているかと思うが、受験生は必要性があって往来するということがあると思うのだが、そのあたりに対して考えは。

 

(知事)

 当然これはもう行くべき。ですから不要不急というものを制限していただきたいということになろうかと思います。ですから逆に言えば、例えば受験生の場合は、受験がもう本当に人生の大事な分岐点でもありますので、当然志望校があれば行かれるでしょうし、ただその条件をクリアしていくためにも、行ったときに十分気を付けてくださいねということを申し上げたらいいんじゃないかなと、気を付けていただいたらいいんじゃないかなというふうに思っています。ただこの時期に、例えば単に遊びに行くだけを目的に上京するとか、そして多くの人が集まるところに行くとか、会食をみんなでワイワイ楽しむとか、こういうことはやめていただきたいと。これはもう不要不急ではないでしょうかという呼び掛けでございます。

 

 

 ※1、※2、※3の記載部分については、一部内容に誤りがありましたので斜字のとおり訂正しています。

 

お問い合わせ

保健福祉部保健福祉課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>