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新型コロナウイルス検査(PCR検査)の結果および避けよう3密「eスポーツ」体験会の開催に関する記者発表の要旨について(令和2年5月26日)
日時:令和2年5月26日(火曜日)11時00分~11時10分
場所:知事会議室
- 新型コロナウイルス検査(PCR検査)の結果について[PDFファイル/73KB]
- 愛媛県内の状況等(令和2年5月26日9時時点)[PDFファイル/514KB]
- 避けよう3密~eスポーツ体験会~[PDFファイル/1.08MB]
(知事)
まずですね、避けよう3密eスポーツ体験会の開催の(発表の)前に、昨日の検査結果についてまとめて報告させていただきます。
昨日、19事例目の関係、医療機関の大規模クラスターですけども、こちらの関係で29件、そしてまた、この事例とは別に医師からの要請のあったものが15件、合計で44件のPCR検査を実施いたしましたが、全て陰性でございましたことを報告させていただきます。(PCR検査の進捗状況の)パネルの方が若干変更になっていまして、19事例目の進捗状況の変更点でありますが、こちら(医療機関の職員と患者のグラフ)は変更ございません。こちらですね、濃厚接触者のグラフ赤字の部分、ここが今申し上げたように陰性が確認された方がおられますので、プラス6名の144名。それから、こちら(濃厚接触者等の検査予定)に昨日までは8名になっていたと思いますけども6名、この検査予定者の方(の検査を)実施いたしました、全て陰性でございました。この関係の中ではあと残り2名ということでございます。それ以外については症状の現れた方、あるいは健康観察終了時に合わせた再検査もありましたけども、全部陰性であったということでございます。今後も引き続き細心の注意を払って健康観察を行いまして、発熱等の症状があればPCR検査を行うとともに速やかに必要な医療面での対応を行いたいと思います。
次に、新型コロナウイルス感染症の拡大により、スポーツイベントの中止や延期が相次いでいます。スポーツをすることも観ることも大幅に制限をされている中、3密を避けて、自宅等でスポーツの感動や興奮を味わうことができるのがeスポーツでございます。
この魅力を広くPRするため、6月6日土曜日にオンラインでの体験会を開催することといたしました。eスポーツは、年齢や性別に加え、健常者も障がい者も区別なく公平に競い合えるという特性がございます。県では、この機会に障がい者の方々への普及を図ることで、新たな交流の拡大にもつなげていきたいというふうに思っております。今回は、特別支援学校等に通う児童・生徒と、そして県内のプロスポーツ選手、愛媛FC、愛媛マンダリンパイレーツ、愛媛オレンジバイキングスが、オンラインで対戦する企画としています。依然として、外出に際し、3密回避をお願いせざるを得ない状況の中で、今回の体験会が、広く県民の皆様にeスポーツの素晴らしさを知っていただくきっかけになればと考えておりまして、ぜひマスコミの皆さんにも、積極的な報道をしていただけたらとお願い申し上げたいと思います。なお、この体験会の模様につきましては、県ホームページやユーチューブ等でも配信することとしておりますので、そちらもご覧いただけたらというふうに思います。以上でございます。
(愛媛新聞)
ちょっと、コロナの方の話で伺えたらと思うが、今回の検査で、感染者が2名判明している高齢者施設を巡る対応についてちょっと伺えたらと思うが、1人目の病院の元患者の感染が判明したのが13日だったかと思う。その1週間余り後には濃厚接触者と判断していない入居者の感染が判明したかと思う。ちょっと話が戻るが、この当初の濃厚接触者の判定というのは適切であったと思うか。
(知事)
そうですね。濃厚接触者の判定というのは、まず、基本的に国が決めた基準というのがございます。それに基づいて、全国一律でまず基本的には判断をしていきます。かつ、さらに実態調査の中で、それ以外のケースもあるというふうな専門家の判断があった場合には、濃厚接触者の認定がなされていくという過程を経ていきますので、そういう意味ではしっかりとした認定になったんではなかろうかと思います。ただコロナの場合は、もう皆さんもこの数カ月間でお感じになられているとおり、思わぬところで感染するケースもありますので、国の決めたルールおよび現場での専門家による確認作業であっても、全てが100%網羅できるかと言えば、人間の決めたルールでありますし、人間の判定することですから、それはこうしたケースも出るのかなというふうに思いますね。
(愛媛新聞)
あと、2人目の感染が判明した後に、職員さんと入居者全員の検査をすると方針を転換されたかと思うが、臨機応変にという判断であろうかとは思うが、一方で、重症化しやすい、リスクが高い施設だったということで、最初から全員検査するべきではないかとの見方もあるかと思うが。
(知事)
これは、専門家の判断です。むしろ、それを以外に広げるというのは知事判断になります。
(愛媛新聞)
最初から全員に検査してなかったのは、専門家の判断という。
(知事)
そうですね、症状が出ていませんでしたから、その時点で、はい。
(南海放送)
検査予定が残りあと2名と言われていたが、この2名の方の検査はいつする予定か。
(知事)
28日です。
(テレビ愛媛)
この検査をもって、ひとまずクラスター関連の検査というのは完了して、あとは2週間の健康観察が終わったら封じ込めと。
(知事)
そうですね。症状が出た場合はまたやりますので、昨日も症状のあった方もいらっしゃったんですが、そうやって陰性の場合もあれば陽性の場合もありますから、症状が出たら速やかにやるということは今後とも継続して健康観察期間を続けていきたいというふうに思っています。
(南海放送)
陰性から一転、陽性になるケースが牧病院の入院患者の方の中で最近多くなっていると思う。高齢者施設の方でも、いわゆる検査が陰性であった職員の方が、濃厚接触者でないとしてそのまま勤務を続けてられていると。今もその中で、陰性ではないがそういうのが出たということで、今後、陰性から陽性に転ずる可能性がある中で勤務を続けている職員の方がいる点はどうか。
(知事)
そここそまさに健康観察が大事であって、同様にしっかりと健康観察を全ての方々に適応しているので、ちょっとでも体調の変化があった場合は速やかに措置を取るということをやっていくということになる。
(南海放送)
現段階では、陰性であって濃厚接触者でない方はそのまま勤務を続けるという。
(知事)
そうですね、はい。
(愛媛新聞)
この体験会は今後も定期的に開いていきたいとか、長期的な見通しとしてはどうか。
(知事)
今回、初めての試みですから、こんなにハードルが低い分野なんだということを多くの方が受け止められたら、そのままで広がっていくと思いますし、特にもう一つは、障がい者の方と健常者の方の交流という視点が今回のポイントになると思いますので、これを側面的に後押しするということはやっていきたいと思いますが、この会をそのままやるかどうかというのは、今後の判断になると思います。
(南海放送)
コロナ禍の中で、こういうeスポーツは、唯一と言っていいか分からないが、イベントとして、かなり有効に活用できていくのではないかなと思うが、そのあたりはいかがか。
(知事)
スポーツというのは前から申し上げてきたように、「する」、「見る」、「応援する」、「支援する」、いろんな楽しみ方があると思うんですけれども、実際に「する」ということができなくても、eスポーツであれば、同じような、スポーツの魅力を体感するということには結び付く可能性があると思っていますので、ぜひこれは健全なかたちで広げていきたいなというふうに思います。
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