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松山-清州線の新規就航に関する記者発表の要旨について

ページID:0160423 更新日:2026年10月1日 印刷ページ表示
日時 令和8年9月30日(水曜日) 15時15分~15時28分
場所 知事会議室

(共同通信(幹事社))
 それでは臨時記者会見を始めます。本日は、松山空港国際線について記者発表があります。それでは知事、お願いします。

(知事)
 その前に、国の観光庁が発表している令和8年上半期、1月から6月の宿泊旅行統計調査を取りまとめましたので発表します。その中で、日本人・外国人延べ宿泊者数は全国では昨年比マイナスでありましたけれども、愛媛県は日本人が21.5パーセントで外国人が28.6パーセントという非常に高い伸び率になりました。その中で外国人は、韓国、欧米豪も増えているところでございまして、その結果、(2025年の外国人延べ宿泊者数は、)コロナ前の2019年度比でみますと2.7倍で、全国一位の数字となりました。今年の上半期についても28パーセント増という好調を維持しておりますので、後ほど細かい数字は現場の方から聞いていただけたらというふうに思います。
 それでは、先ほどの清州線の新規の就航について発表させていただきます。韓国中部に位置します大きな都市、清州。ここと松山空港を結ぶ国際線について、このたび韓国のLCC、エアロK航空から、来年1月からの定期便の就航を社内決定したという連絡をいただきましたのでお知らせをさせていただきます。
 就航日は来年1月2日の土曜日で、火曜日、木曜日、土曜日の週3便での運航が予定されています。運航スケジュールについては、お配りした別紙のとおりでございます。
 松山空港における新たな路線の開設は、釜山線に次いで約3年ぶりとなります。このたびの清州線の就航によりまして、松山空港国際線は、ソウル線、釜山線、台北線と合わせて過去最多の週27便が運航されることになります。
 また、韓国と本県を結ぶ路線はソウル、釜山と合わせて3路線となり、中四国では最多となります。
 今回の新規就航に当たりまして、四国では初となる路線開設を決定いただいたエアロK航空をはじめ関係機関の皆さんに改めてお礼を申し上げたいと思います。
 なお、現在、国土交通省や空港関係機関と就航に向けた最終的な調整が進められておりまして、スケジュール等が変更となる場合もありますので、その点はご留意いただきたいと思います。
 韓国との定期便については、ソウル線、釜山線とも利用実績が大変好調でありましたことから、県では旺盛な訪日需要のさらなる取り込みに向けて、北部のソウル、南部の釜山に次いで、韓国第3の商圏人口約550万人を抱えています、それを誇っております中部の清州エリアを拠点とするエアロK航空に対して、路線開設を働き掛けてまいりました。
 また、同時に現地の旅行会社に向けた積極的なPRを展開するなど、積極的な誘致活動を続けてきたところでございます。
 その結果、本年6月に清州からインバウンドチャーター便が初めて運航されまして、1か月程度の短い期間でありましたけれども、完売となりました。ツアー商品を販売した現地の旅行会社からは、空港と市内中心部との距離が近い、その利便性、また市内に主要な観光地が数多くあること、また東予・南予にもそれぞれ魅力的なコンテンツが広がっていることなどを高く評価いただきました。
 このチャーター便の成功を大きなチャンスと捉えまして、7月には私も清州に参りましてエアロK航空の本社に訪問してまいりました。カン社長と交渉させていただきまして、本県の魅力もお伝えしたところでございますけれども、定期便の就航を強く働き掛けた結果、来月14日から25日にかけて運航される6往復の期間運航便に加えまして、来年1月からの、こちらは定期便の就航に結び付いたということでございます。
 県では今後、清州エリアからのインバウンドの促進に向けまして、本県のさらなる認知度向上を図るため、エアロK航空と連携しまして、現地の大型ショッピングモールでのPRイベントを開催するほか、SNSやオンライン旅行サイトを活用したプロモーションを積極的に展開していきたいというふうに思います。
 また、路線の安定運航には、アウトバウンドも利用が欠かせないことから、県内の旅行会社や韓国観光公社などの関係機関と連携したプロモーションに取り組むほか、若年層向けパスポート取得、大学生や専門学校生による研修旅行への支援を行うことで、利用促進につなげていきたいと思います。
 なお、清州線の新規就航に伴う経済効果につきましては、民間シンクタンクの試算によりますと年間で約12億円と試算されておりまして、地域経済の活性化にも結び付くのではなかろうかと思います。
 こちら、フライト時間1時間半ぐらいでございますので、県民の皆さんにも身近な海外旅行という位置付けで、ぜひ利用をしていただけたらというふうに思います。以上です。

(共同通信(幹事社))
 それでは、ただいまの発表事項に関して質問のある社はお願いします。

(愛媛新聞社)
 愛媛新聞と申します。お願いします。ソウルと釜山の観光客の伸びというのが愛媛県全体の観光の伸びを下支えしているという状況だと思うんですけれども、そこにさらに新しく一都市が加わることの効果と期待について改めて伺えればと思います。

(知事)
 訪日旅行はアジアを中心に、世界中でも結構注目されて、日本への観光客は今、増加傾向にあるんですけれども、一巡したところで、これまでは東京、大阪、福岡等々の主要都市が中心でしたけれども、ローカルへの関心も少しずつ高まってきました。そこに目を付けていろいろな戦略、例えばゴルフでの切り口であるとかいろいろな仕掛けをしてきたところ、ローカルでは非常に、愛媛県、順調なインバウンドの増加に結び付いています。先ほど申し上げましたように全国でも増加率1位ということでありますから、ここまでは非常に順調かなというふうに思います。
 特に韓国については、今まで北のソウルと南の釜山ということで攻めていたんですけれども、そちらの両方からの入れ込みが順調ですから、真ん中辺りだと、どちらかの空港に行かなければいけないので、そこでの移動時間で2時間3時間かかってしまいますから、真ん中にある清州、550万人の商圏をもっていますので、そこにルートができることによって、北、真ん中、南と満遍なくインバウンドのターゲットが絞れていくのではないかなというふうに思っています。
 ここの成功というものも一つの魅力につながりますので、例えば先般もまだこれどうなるか分かりませんけれども、台湾に行かせていただきましたけれども、やはり韓国でのこの搭乗率の高さ等々が非常に関心を呼んでいまして、自分たちも検討はしたいという非常に前向きな相乗効果につながってきていますので、次なる路線の開設に向けても水面下でしっかりと交渉を続けていきたいというふうに思っています。以上です。

(共同通信(幹事社))
 各社さん、発表事項に関して他にございますでしょうか。

(日本経済新聞社)
 すみません、日本経済新聞と申します。先ほど知事、最初に2割以上、観光客が伸びているというお話で、インバウンドだけじゃなく国内もということなんですけれども、一方で、先日のシルバーウィークとかみてもオーバーツーリズムの指摘も出ているんですが、これについて知事としてはどういう捉え方をされてらっしゃるんでしょうか。

(知事)
 そうですね。オーバーツーリズムというところまではいってないですし、それはやっぱり大都市が中心になっているのではないかなというふうに思います。元々空港のキャパもありますから、ダイレクトに来られる方の人数の限界もありますので、ましてや新幹線が四国はありませんから、非常にほど良く来ていただいているような状況ではないかなというふうに思います。

(日本経済新聞社)
 分かりました。

(愛媛新聞社)
 続けて愛媛新聞です。ソウルと釜山と、清州の、既存の2都市との売り込み方の違いみたいなものがもしあれば伺えますでしょうか。

(知事)
 そうですね。基本的には、清州の旅行会社は、ソウルとそれから釜山のお客さんの分析をされていると思います。その中でどういう切り口がいいのかというふうなことで今、旅行商品の造成を考えていると思いますので、われわれもそこに応えるべく、プロモーションを一緒になってやっていくということになるので、ちょっと今の段階ではどこをというのは明確にはなっていません。
 ただ、もうすでに釜山、ソウルの成功例がありますから、そのあたりを非常に参考にされて組んでくるのではないかなというふうに思います。
 ただ一方で、われわれもソウル、釜山は知っていても、清州ってまだまだ、なじみはないと思うので、それはアジアの各国でもそうだと思います。東京、大阪、京都、福岡は知ってても四国は全然知らないと、そういうものだと思うので、やっぱり県民の皆さんにもせっかくダイレクト便が就航しますので、そういったものを紹介するようなアウトバウンドの利用につながるようなプロモーションもしていきたいというふうに思っています。

(愛媛新聞社)
 ありがとうございます。

(テレビ愛媛)
 すみません。テレビ愛媛です。これまでゴルフとかスキーとかコンテンツ用意されてきたと思うんですけど、何か新たなコンテンツの発掘といいますか、何か造成というのは何か考えてらっしゃるんでしょうか。

(知事)
 そうですね。一昨日も南予に行ってきたんですけれども、大洲辺りまでは海外のお客さんがもうかなり来始めていると、そこから南というのはまだという実感があります。東の方も観光ということに関してはまだまだだと思いますので、そういう意味ではですね、伸びしろは山ほどあるというふうに思いますから、中予がまず中心で空港があるから、松山中心で滞在されるのは当然なんですけれど、やっぱり愛媛の魅力は何といっても東予・南予の違いだと思いますので、そのコンテンツを次の段階でどうつなげていくか、それがリピーターへとつながっていくと思いますから、この辺は市町それぞれの地域の市長さんや町長さんとも連携しながら、作戦を組み立てていきたいなというふうに思っています。

(共同通信(幹事社))
 発表事項に関して他に質問はよろしいでしょうか。


※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。
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